2021年11月 ケニヤでサファリ その4: アンボセリ国立公園の動物たち

画像1 今回のケニヤ・サファリではアンボセリに三泊した。天候はほぼ毎日晴れであった。本来なら11月は雨季なので頻繁に雨が降っていなければならないのだが、現地滞在中まともな雨は一度も降らなかった。写真撮影を行う上では楽だが、決して喜ばしいことではない・・・写真は水場に集まったサバンナシマウマ。アンボセリの最大の魅力は何と言ってもアフリカ大陸の象徴キリマンジャロをバックに野生動物が撮れるところにある。
画像2 アンボセリ国立公園はケニヤ南部、タンザニアとの国境付近に位置している。首都ナイロビからは車で4時間程度で行ける距離にあり、アクセスが良いのも人気の理由だ。
画像3 アフリカゾウにいつも会えるのもアンボセリの魅力の一つ。保護区の大半がだだっ広いサバンナであり、遮蔽物がわずかしかないため相当遠くからでも簡単に動物が見つけられる。
画像4 沼地で水を飲むサバンナシマウマの群れ。アンボセリに流れ込む大型河川はなく、命を支える水をもたらすのは雨とキリマンジャロからの伏流水だ
画像5 早朝、ロッジの近くでライオンの群れ(プライド)に出会った。小さな子供たちは母親と遊びたくて仕方ない様子だった。
画像6 国立公園の中では動物たちに通行の優先権がある。ゾウたちもそのことは分かっていて、サファリカーが集まってきても何食わぬ顔で悠々と道路を歩く。
画像7 母親の元へと駆けてゆく若いブチハイエナの兄弟。彼らはクランと呼ばれる母系の大家族を形成して暮らす社会性の強い動物だ。
画像8 沼地をゆくアフリカスイギュウ。その名の通り水場を好むウシ科動物。
画像9 エサを求めて小走りで草原を進むセグロジャッカル。彼らは主にネズミやトカゲ、昆虫などを狙うが、時期によっては果実も食べる。
画像10 夕方、水場から開けた草地へと戻るオグロヌーの群れ。アシなどが生い茂る水場は見通しが効かず、ライオンが潜んでいる可能性があって危険だ。特に暗くなってからはリスクが跳ね上がる。草食獣たちはそのことをよく理解している。
画像11 草原で朝を迎えたオグロヌーたち。起伏が少なく遮蔽物もほとんどないアンボセリでは、日の出直後から太陽光を撮影に利用できる。

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