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今見えていないだけ

著者:佐藤航陽さん

学んだこと

・世の中の価値はいずれ「情報」に集中していくと考えられる。数十年後には「情報」の持つ価値が「資本」の持つ価値を完全に超えてしまい、情報そのものが経済を成立させ始める。

あらゆるサービスは価格競争の末、無料に近づいていく運命にある。無料にすること自体をマーケティングの一部としたり、他のビジネスと複合させトータルで利益を出したりと、その方法はさまざま。

・このようにあらゆるもののコストが下がっていく中で、今度は労働すること自体の需要が減っていく。今のペースで行くと30年後には週休4日、つまり3日働いて4日休むような未来が到来してもおかしくない。

・何か目標を立てるとき、人間はその時点での自分の能力や知識を判断材料にして、自分がどこまで到達できそうかを試算する。「ああ、あそこまでならいけそうだな」と。

・ただ取り組んでいるうちにその人の知識だったり能力だったり、様々なパラメータはアップデートされていく。結果として、自分が当初考えていたことよりも多くのことができるようになっていた、というのはよくあること。

・「本当にできないこと」とはどんなことか。私は「本当にできないこと」とはその人が「想像もできないこと」

自分も他人もうまくいくと考えていた事業は失敗し、自分も含め全員が半信半疑である事業は成功した。周囲の人にもチャンスとわかるようなタイミングでは遅い。自分でも成功確率が五分五分というタイミングが、本当のチャンス。

周りの人たちが一度話しただけで理解できるようだったら、考え直す必要がある。逆に、首をかしげられたり、うまくいかなそうだと否定的なリアクションをしてきたようなら、そこにこそチャンスはある。

・現代は「行動する人」が多くを得る時代。

知識は、得た瞬間に陳腐化をはじめる。また、知識を詰め込んで記憶することの価値も、ネットのおかげでどんどん薄れていく。これからの時代を生き残るためには、変化の風向きを読み、先回りする感覚が常に必要。その方法は検索しても出てこない。

変化を察知し、誰よりも早く新しい世の中のパターンを認識して、現実への最適化を繰り返す。そのために必要なのは行動すること、行動を通して現実を理解することだけ。


今後の行動、考え方の変化

・SNS、本などで有益な情報の収集を欠かさない。

知識を持っているだけでは意味がない。価値は低い。知識を行動に変える。

・自分の行動を人に否定されることがあっても気にする必要はない。「チャンスがやってきた」と思えばいいだけ。

・「できるか、できないか」が行動に移せない理由になっているなら、それはすぐにやってみる。なぜならできる可能性の方が高いから。



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