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なんとなく転職活動して採用オファー頂いたけど、結局辞退しました。

2018年1月に現職に勤め始め、この1月で3年が経過しました。
現職を辞めたい理由は特になかったのですが、採用市場での現状の立ち位置を確認するためにも転職活動を(本格的に)やってみようと思い立ち、今年の1月頃からコソコソと活動してました。
それで、先週で一通りの活動を終え、一部の友人から「所感はよ」と要望がありましたので、備忘録的に書き留めようとnoteに初投稿した次第です。

1.なぜ転職活動を始めてみようと思ったのか?

 冒頭にも書いた通り、「採用市場での現状の立ち位置を確認するため」というのが理由です。「現職の人間関係が悪くて…」とか「いまの待遇に不満があって…」のような、現職への不満が理由というわけでもなく、です。

 とはいえ、「現状の立ち位置を確認」を確認しようと思ったきっかけはありまして、昨年の9月頃に前職(人事コンサル)のセミナーに参加したことです。

<参加したセミナー>
【インドイベント第2弾】やってみてわかった ~インド人材採用の経験~

 このセミナーに参加したことがきっかけで、前職の副社長や先輩との交流が復活し、近況報告で食事に行くことになり、その食事の場で転職活動を勧められました。(人事コンサルで紹介事業もされているので、営業活動としての側面も多少はあったと思いますが…笑)

 それで、9月に勧められてから暫くは何もしなかったのですが、年末年始休暇で時間ができたタイミングでこの食事会のことを思い出し、その時に現職に対するモチベーションが下がりつつあった状況も相まって、「よし、転職活動しよう」となりました。

2.どういう活動を行なったのか?

 至って普通です。今回の転職活動は「採用市場の立ち位置を確認する」のが1番の目的だったので、オファーメールがどの程度来るのかを確認できる「ビズリーチ」経由に絞って活動しました。所謂「ダイレクトソーシング」というやつです。
※参考:ダイレクトリクルーティング
企業の経営者、事業責任者、人事・採用担当者が、その企業にマッチした人材を
自ら探し、直接アプローチする採用手法のこと。

【やったこと】
 ① レジュメ(職務経歴書)を更新し、ビズリーチにアップロード
 ② オファーメールを受け取って、気になる求人があれば返信
 ③ 面接(事前のカジュアル面談含む)
 ④ 「オファー受諾 or 辞退」の検討

 非常にシンプルです。面接でも、新卒採用のように「ガクチカ(=学生時代に力を入れたこと)」を聞かれることもなく、淡々とこれまでの経歴を話し、その経歴から得られた強み・弱み、今後のキャリアを聞かれれば答えるだけです。

②までは何社かに対して行いましたが、③面接(事前のカジュアル面談含む)まで進んだのは結局1社でして、その1社から採用オファーをいただきました。

 待遇だけでいえば、現職以上のオファーをいただき、強みと思っていた経歴につても最大限評価をいただき、当初の目的であった「現状の立ち位置の確認」という意味では、特に問題ないというか、順調にきているのかなということを確認できました。

 ですが、結局辞退する道を選びました。

【辞退した理由】
① 現職での昇進(=プロモーション)
 実は、オファーを受諾するか否かを迷っている最中に、現職での昇進の連絡がありました。結局はこれが決め手になりました。現職でも最大限評価をしてもらっているということが確認できたのが、非常に大きかったです。

② 内定先企業の環境
 職務内容やオフィス環境(PC、サテライトオフィス…)は申し分なかったと思いますが、新しく立ち上がる組織のポジションであり、仕事以外の要素(組織間の力関係など)で苦労しそうな要素は多少ともあったように思います。実際に収集した情報には、そういう情報もありました。(内容が内容なだけに、詳しくはカケマセン、スミマセン)

3.やってみて得られたことはあったのか?

  非常に大切なものが得られました。

 このTweetにも書きましたが、「自分のキャリアを見つめ直す時間」を得られたのが最大の収穫です。いろんな企業、人材教育には力を入れていて「3年分のキャリアプランシート」に類するものを全社員に作らせるといった取り組みをされていると思います。が、そんなものとは比べ物にならないくらいに、真剣にキャリアについて考えました。

 もう一つ。

 積極的に現職を辞める理由はなかったのですが、現状へのマンネリ感など本質的でない部分でモチベーションを下げていた部分はありました。ですが、真剣に他社との比較を行い、自分自身で道を決断するという行為そのものが、モチベーション創出に大きく寄与したと思います。

4.最後に

 繰り返しになりますが、これです。

 現職にモヤモヤする部分があり、採用市場での立ち位置を確認できる転職活動は、最高のキャリア面談になると思います。ツールの一つとして活用してみるといいと思います!

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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