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人のやる気を引き出す方法

1 課題を視覚化する

2 課題を伝え合い、モチベーションを共有する

3 相手の言葉に耳を傾ける

4 誰よりも自分が実行する


1 課題を視覚化する

人は何が課題かを認識していません。ある会社では自分がおこなっている仕事が会社にどのように影響しているのかを問いたとき役員は約6割、全体では2割の人しか答えられなかったのです。まずは会社の方向性と課題を働く全ての人が見えるようにします。

2 状況を示し、協力を求め、モチベーションを共有する

課題を視覚化した後、進捗状況も掲示します。課題を解決するために他の人に協力を求めます。「ここはどうしたらいいかん」「こうしてみたんだけどどうかな」すると、他のメンバーは「もっとこうした方がいい」と協力的にアドバイスをしてくれるようになり、掲示している進捗状況も目に見えて改善されていきます。その成果が全体のモチベーションアップへとつながっていくのです。

3 相手の言葉に耳を傾ける

多くの人は自分の話をしたいので、自分の話を聞いてくれる人には心を許します。人は話を聞いてくれる人へ嫌な感情は持ちません。むしろそのような人に協力したいと思うようになります。

4 誰よりも自分が実行する

挨拶をするという習慣がなかったある会社の社長が毎日「おはよう」「お疲れ様」と社員に声をかけるようになると自然と皆が挨拶するようになったそうです。自分が伝えたいことを伝わるかどうかは日頃の態度と行動です。「あいつは口ばっかりだ」と言われてしまうとたとえそれが正論でも聞き入れてもらえません。

トヨタにこんな言葉があります。部長なら「部長直接これをなし」「自らこれを直轄し」係主任なら「自らこれを取り扱う」「自らその任務にあたる」。つまりトヨタでは管理職が率先して行動することが求められ、そうでない人は管理職になれないということです。

「みんながやらないから自分がやる」のではなく、「自ら動くこと」が重要です。


以上人のやる気を引き出す方法でした。

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●参考文献:トヨタの伝え方



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