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音楽とは料理で、つまり文化であり伝統でありアート

って事を思った。
あとこうやって説明するとみんなにも分かりやすいんだなって事も分かった。
全員頭の中は違う。
それがいわゆる価値観の違い。
その話しだすと長くなるから置いておく。

主題に戻ると音楽は料理みたいなもん。
色んな国の料理がある。
イタリアン、中華、和食、民族特有の食べ物、犬食ったり、芋虫食ったり。
音楽もそんな感じ。
クラシック、ロック、ポップス、民族特有の音楽、草笛吹いたり、石叩いたり。
だからその土地土地に根付いたあれこれがある。
それが文化であり伝統、ルールとマナー。
フレンチのテーブルマナー
HIPHOPのマナー
それを無視して学ぶ気もなくてうちはフレンチやってんねんって言ってもそれは何言うてんねんて話になる。
何々風みたいな話。

言語化めんどくさくなってきた。
分かるやろ。
分かってくれ。
頑張ってちゃんと言葉にする。

色んなの食べた方がいい。
色んなの聴いた方がいい。
食わず嫌いは勿体無い。
見た目グロって思って恐る恐る食べてみたらん!んま!ってなったり、なんか見た目めちゃ綺麗やけど味オシャレでよう分からんなぁってなったり。
音楽も一緒、食べるより簡単、聴くだけ。
色んなジャンル聴いた方がいい。
流行ってるから美味いわけじゃない。
お母さんの味が1番好きやろ。
タピオカ流行ってるからうちもタピオカ屋始めよってやってもブームが去ったら閉店になるよ。
音楽も同じ。置き換えて考えていい。
僕は路地裏頑固親父隠れ家で修行積む側自分の創作料理作ってた。
最近ようやく店構えてもええでって感じになってきた。
みんなの美味しいが自分の美味しいちゃうやろ。
自分だけの究極の美味しいを追求したいだけ。
ちょっと話逸れたかも。

何々風に戻ると、マナーと流儀伝統を無視したらそれは良くないよな。
音楽にも歴史があるからね。
例えばHIPHOPで言うと始まりはお金の無い黒人達が空き地で集まってレコードかけてこの曲いいよなーっつってみんなで盛り上がって、で、この曲のここめっちゃ良いよな、ここだけリピートしようぜっつって、同じフレーズずっと繰り返して、それだけじゃつまんないから言葉乗せようぜって自分たちなりの言葉で同じフレーズの中でラップって表現技法を使って自己表現をしたのが始まり。
故に弱者の為の音楽で、今のリッチでギンギラ、ブリンブリンみたいなのは本質とは違う。
弱者が故にそれでも己を誇るって意味合いでのrep。
表面だけみてHIPHOPはリッチでギンギラ、ブリンブリン悪者っぽくてカッコいいみたいなとこだけ掬ってる人達が結構いる。
それは全然本質とちゃう。
まぁいっか、僕がHIPHOPを語るのもなんかちゃう。
あくまで音楽は料理って話。
でもHIPHOPを騙るならマナーと流儀、伝統は学ばないといけないよって話。
ラップって表現技法を使ってるだけならいんだけどね。
看板は掲げちゃいけないよって話。

僕はオルタナティブ。
混ぜこぜ創作料理。
今はでもオルタナティブが結構多い。
それこれ上手な人達は色んな音楽の美味しいところをとってきて上手に料理してる。
King Gnuとかまじ料理上手。
世界の料理を知ってる。
世界の料理知った上で自分たちの好きな味と世間が気にいる味、それのパッケージングとしての見せ方と美味しいですよって伝え方が上手。
まじすごい。
僕も頑張る。
けど僕の好きな味が世間の好きな味になるかはほぼ運。
世間の好きな味に寄せて自分の味覚を忘れたくない。
あくまで信じてるのは己の舌。
また話逸れたかも。

でもそう、音楽は料理。
作る過程とかも料理。
リリースするまでの間はずっと作っては食べ作っては食べの味見を繰り返してる感じ。
んーもちょい塩欲しいなとか。
バジルふったら綺麗になるかなとか。
音楽作る人がカレーにハマるのはそれもあると思う。
似てるもんね。分かるよ。
スパイスの調合とか楽しいもんね。

弾き語りは塩焼き。
もしくは刺身。
ボイトレは包丁捌き。
奥が深い、道は長い。

作詞作曲は狩り。
もしくは稲作、栽培。
本能も大事だし、土壌を豊かにするのも大事。
でも色んなジャンル世界の国々文化も言語も違えど突き詰めると歌ってる本質は同じ。
愛。
狩場は同じ。
自己の内面を追求したら辿り着く大地同じとこにある。
地球。
それを色んな表現だったり文化に合わせたやり方をしてるだけ。
言葉にのるメロディとかリズムとかは狩り。
本能が大事。
野山に身一つで突入して野生動物を狩れるかって感覚。
考えすぎても捕まえられない。
稲作、栽培で産まれる事もある。
それには豊かな土壌と根気のいる育てが必要。
でもまじそう。
一朝一夕じゃ素晴らしい歌詞もメロディも育たない。
本能で狩りにいくか、じっくり育てるか。
どちらもやるのがええな。

それでとってきたらいよいよ調理。
まずは塩胡椒で食べてみる。
んーんまい!ってなったら色んなアレンジも考えてみる。
和食ぽくしてもええかなーとか、フレンチにひてもええかなーとか。
でも季節の食材の時はその季節感を感じられる調理をしてあげたい。
あとはその土地の味わいも生かしてあげたい。
例えるなら桜鱒。
日本の山でしか獲れない桜鱒を獲ったとして、食材として極上だからフレンチにしても、中華にしても美味しい。
でもやっぱ和食がいいかみたいな。
でもそれも自由。
自分の1番好きな味付けにしたらいい。

編曲家は雇われシェフって感じ。
店のオーナーではない。
力を合わせる事は大事。
狩りから調理から何から何まで一流の天才みたいな人もいるけどね。
僕はまだ経てる最中。
特に編曲はまだ修行中。
作り方知らない国の料理いっぱいある。
どの国の料理でも作れるようになりたい。

分かりやすいやろ。
そやって音楽聴くとより楽しいと思うんよ。
色んな味わいがあるなーって。
自分の好きな味どれかなーって。
この料理値段高いしすげーオシャレだけどよくわかんねーや、街中華うまー!でもええんよ。
好みの違いでしかない。
個人的にはロックは中華。
みんな好きやろ。
強火!油!肉どん!
男の子みんな好きやろ。
僕も好きやで。
他も多分例えようと思えば色々例えられるけど、それはまぁみんな想像してみて。
あのジャンルは料理でいうとあれだよなーっつって。
もちろんもっと詳細に例えると全然違う部分とかはあるんだけど、大枠としてはそんな認識でいいと思ってる。
僕は最近ようやく自分の好きな味はちゃんと分かってきたし狩猟採集も上手になってきた。

僕は僕の好きな味をこれから更に追求してく。
つまり音楽は料理で文化であり伝統でありアート。

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