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「学校を変える」ための15冊

「学校を変える」ための15冊

ある高校の校長に、学校を変えたいと考える生徒に本を読ませたいのだが、何かないかと。
それでまとめてあげてみた。

新・エリート教育 混沌を生き抜くためにつかみたい力とは? (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2020/7/23
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 (日本語) 単行本 – 2019/1/11
そして、僕の本、

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これからの教育 メモ

これからの教育 メモ

何ができるようになったか、つまり、ラーニングアウトカムを求められる。
ジョブ型雇用に転じた時に、自分が何をできるかがわかっていないと職にありつけない。
そうした主張をする時に、自分が何を考えて何ができるのかを語ることが重要となる。

これまでの学校システムはソサエティ3.0
工場で働く人を養成してきた。
だから一律に同じことを教えて、ミスが出ないように、より正確により早く、そしてよりうまくできるよ

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やりがいを見つける練習 探究のメモ(2)

やりがいを見つける練習 探究のメモ(2)

人間は目的のないところにモチベーションを持たない。好奇心、意味合いがあれば取り組むだろう。個別性が高いという問題はあるが、なにしろ、そこには当事者性の芽生えるからだ。こうした好奇心や意味合いの先には「やりがい」がある。

「やりがい」のあることには没入できる。時間を忘れて取り組むことができる。

「やりがい」の素は「好きになること」ではないだろうか。

好きになることは勉強に限る必要はない。

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PBL の型(初歩的メモ)

PBL の型(初歩的メモ)

PBL を展開するにあたり、まず「課題設定ー解決のための仮説ー解決のための検証」の流れを意識されると充実したものになる。
そして、「調べる・話し合うー発表(シェア)するーフィードバックを受けるー振り返ってリファインする」ことができたらなおいい。
授業を進行させたり課題解決を深めるためには「発表(シェア)」の機会が複数回あった方がいいです。時間的に無理があるのであれば、各授業の最後に「振り返り」とし

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探究のメモ(1)

探究のメモ(1)

・ 終わらない作業を解決するために役割分担することは解決に繋がるか

学校でPBLを展開する上の難点の一つは、授業時間内では完結しないことだ。普段の授業であれば教員の差配により時間内に予定調和的にまとめ上げられる授業が終わらないのである。進行も取り組みの深さもグループによって差異が大きくなりがちだ。探究において「もっと知りたい」「わからないことをわかりたい」と生徒がなることを目指すのであれば時間の

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