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野球部はなぜ坊主にするのか

坊主にするのは野球部の慣わしである。でもなぜ坊主にするのか。ほんとうは誰も坊主になんてしたくないはずだ。だって恥ずかしいから。

野球部がなぜ坊主にするのか、考えてみたところ、2つの仮説を思いついた。

集団コントロール説

ヤクザが入れ墨を入れて、カタギの生活に戻りにくくするように、坊主にすることで、野球部を辞めづらくさせているのではないか。一度野球部に入り、坊主にさせられてしまったら、部活を辞めて一般生徒に戻るには、髪を伸ばす必要がある。でもそれには、「伸びかけの坊主」という坊主より恥ずかしい髪型を経由しなければならない。なんて恐ろしいんだ。これでは野球部をやめるのには相当勇気が要る。

機能性説

水泳選手が体毛を剃るように、野球においては、坊主にしておいたほうが、競技上便利なのではないか。

野球では、常に野球帽をかぶる。だから蒸れないように坊主にしているのではないか。

でもそれなら脱げばいいじゃん野球帽。必要ないもん。ちょっとだけ日差しを防げるくらいしかメリットないよ。坊主のくせに日焼け気にしてんじゃねえよ。

さらに、これは野球部に限らないが、坊主の人は帽子をかぶりたがる。理由はもちろん坊主が恥ずかしいからだ。競技中、野球帽で蒸れないように坊主にしたはずが、その坊主を隠すために、気づけばプライベートでも帽子をかぶってしまっている。完全に思うツボだ。誰の企てか分からないが、完全に坊主と帽子のサイクルに取り込まれてしまっている。恐ろしい。


まとめ

2つの説を考えてみて分かったが、野球部が坊主にさせられているのには、なにか恐ろしい力が働いている。彼らはその恐ろしい力による被害者なのだ。みなさん、これからはどうか、彼らを笑わないで欲しい。

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