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28歳サラリーマンが、育児休暇取得を決意するまで

こんにちは!ゴトケンと申します。

今回は、僕がなぜ育児休暇取得を決意したのか振り返っていきます!


0.自己紹介


まずは僕のことを知らない方のために、簡単に自己紹介をさせていただきます。ざっとこんな感じの人です。

・1992年アメリカサンディエゴ生まれ
・兵庫県淡路島育ち
・妻は韓国出身
・大学時代はバックパッカーで東南アジア、南米中心に旅した。
・日本国内ではヒッチハイカー。
・深刻なあがり症(≒社会不安障害)をほぼ克服
・現在もレム睡眠行動障害に悩まされ中
・金融系の会社で勤務。
・ベトナムに1年間駐在し、現在は東京勤務。
・2020年に子供が誕生。
・2021年から育児休暇取得予定。(一番大事なポイント)


1.韓国人妻と結婚するまで


私の妻は、純粋な韓国人です。🇰🇷

私が大阪で大学生だった時に、日本に日韓交流イベントで来ていた妻と出会いました。

私のゼミの先生が在日韓国人の方で、韓国との繋がりが強く、ゼミ生含めそのイベントに公式に出席したためです。

その当時、私は23歳、妻は19歳でした。

「未成年だからお酒は飲めません!」と妻が言っていたのを覚えています。

その年に私は大学を卒業し、新卒で入った会社で福岡勤務となりました。

福岡が韓国と近いこともあり、お互いに行き来するようになりました。

そうするうちに付き合い始め、2018年5月に結婚しました。
(だいぶ省略してますが、いつか機会があればちゃんと書きます笑)

2.出産準備のため、妻が韓国に帰国。そしてコロナが流行し、そのまま出産。


2019年11月に妻の妊娠が分かり、2020年1月末に妻が韓国に一時帰国しました。

そして、2月ごろからコロナの感染が韓国で拡大し、日本も3月ごろから感染者が増え始め、日本に帰ってこれなくなりました、、

本当は3月ごろ日本に帰ってきてから、出産直前に韓国に行くはずでした。
しかし結局日本には帰ってこれないまま、2020年8月に長男を出産しました。

出産に立ち会うつもりまんまんだったのでとても残念でしたが、無事妻が出産できて本当に安心しました。

妻は身長150cmほどしかなく、体も強い方ではないので、「こんな小さな体で出産したらどうなってしまうんだろう、、」と大きなお腹を見てずっと思っていたからです。

この時、どうしても新生児の我が子と疲れ切った妻と時間を過ごしたく、会社に相談しました。

私の会社は在宅勤務を導入しているため、「韓国でも働けるのでは?」と思い、韓国でリモートワークをする案を会社に提案しましたが、「リモートワークは自分の家で働く前提」とのことで断られてしまいました。

「そもそもこれを相談して来たこと自体、神経が分からない」というようなことを言われ、「自分が働いていたのは、こんな会社だったのか、、」とショックを受けたのを強く覚えています。

3.生後3ヶ月、まだ会えず。


8月に生まれた長男は、現在生後3ヶ月となりました。
毎日仕事終わりにビデオ電話をしていますが、むちゃくちゃ可愛いです。

…可愛すぎるから、アップします。笑

くしゃみをしたり、泣いたり、笑ったり、寝たり、おもちゃで遊んだり、眠そうにしたり、一挙一動全てが愛しいです。

それと同時に、目の前で我が子を見れず、抱きしめられない悲しさも感じています。

妻は留学ビザで日本に来ていたのですが、現在大学を休学中のためピザが切れてしまい、配偶者ビザを申請中です。

膨大な書類を揃えて申請してもすぐにビザが出るわけでもなく、今はただ待っている状態です。


「これまで我が子に会えなかった分、時間を取り戻したい」

これが、僕が育児休暇を取得したいと強く思った一番の理由です。

時間はお金では買えないし、僕にとって一番大切なのは、自分含め家族が幸せであることです。

会社で日々心身をすり減らし、最短で出世ルートを歩む!が僕にとっての幸せではありません。

今回のこの出来事は、「自分にとっての幸せは何か」を考え直すとても良いきっかけになりました。

4.育児に対する思い

(1)育児は当然に男性も参加するもの
大前提として、僕は「育児は女性だけがやることじゃない」と心から思っています。

よく「育児を"手伝う"ってなに?」とか「イクメンとか意味がわからない」って世間では言われますが、本当にその通りだと思います。

社会人としてバリバリ働きたい女性だって、世の中にはたくさんいるのです。
実際、私の妻もそうです。

今も大学生で、「早く社会に出て働きたい」と強く考えています。

シンプルに「我が子を自分の手で育てたい」という思いから始まった育児休暇取得ですが、それと同時に「夫、父親として当然に担うべき自分の責務」だと思っています。

ただ、別で記事を上げますが、日本は世界で一番男性向けの育児休暇制度が整っているのに、活用はほとんどなされていません。

はっきり言って、宝の持ち腐れ状態です。

男性の長期の育児休暇取得が当たり前の世の中になって、取得しないことがむしろマイノリティになるような世の中になることを、切に願うばかりです。

(2)日本での生活を妻に楽しんでもらいたい
妻は純粋な韓国人で、日本での生活はまだトータル3年くらいです。

日本語はペラペラですが、生まれ育った国ではないので、当然ですが色んなことに戸惑います。

自分の母国を離れて、日本で暮らす決意をして結婚してくれた妻、妻が産んでくれた子供を「幸せにしたい」し、「幸せにしないといけない」と心から思います。

そのためには、粉骨砕身、"夫""父親"として死ぬ気で頑張っていくつもりです。

以上です。

男性で育児休暇取得を検討している方、国際結婚の日常が知りたい方、なんとなく気になる方、気軽にフォローいただけると嬉しいです!

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