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アオハイ色#3

2016.8.13(土)
お盆。
あえて夏休みを取らない限り仕事はカレンダー通りだ。15日には仕事場のある町の花火大会運営に携わらなければならない。その15日の午後から天気予報が雨に変わってしまっているのはどういうわけか。まあ、どういうわけもないか。

皮肉というか、雨不足で川の水位が足りなくて、灯ろう流すのに下流を一時せき止める話をしていた。天気は天気らしく振る舞うものだなあ。

このあいだ2年ぶりに猪苗代湖まで湖水浴に行ってきた(我が家からは海より近い)。湖は海のようにベタつかなくて遊んだあとのシャワー代が浮く(設備ないし)。海の家でついつい買い食いしてしまうこともないし、駐車場で金をとられることもない。ただ水辺から少し離れると蟻の大群に突っ込んでしまうことがある🐜🐜🐜🐜🐜これはつらい。
波はやっぱり物足りないが小さな子どもを遊ばせるには危険が少なくてよい。泳ぎがあまり得意でない親にも好都合である。泳ぐってたいへんなこと。

さて、ここは音楽づくりについて書くノートだ。

このノートの記事も地味だが、いま作っているアオハイ色はこれまた地味な佇まいの曲。

作り手が地味で平凡だから仕方がない。
そうなったらもう、価値ある地味さを追い求めるしかないのだ。そしてもっとも近くにある、日常の平々凡々なしあわせから目を離さないようにしないといけない。それは小さな子どもを看るみたいに骨がおれることかもしれない。

…曲つくるの進まないからって(ギターがうまく弾けない)適当なことをつづっている。

ご覧のとおりな本日のスタジオ内。

録音しながらの練習中に心折れたゴルゲッツはソファーで眠りこけまう。そして、せっかくとれた大切な創作時間に夢を見ていた。もっと具体的に言うなら、ジェイムス・ブレイクやホットチップ、(あと誰だったかもうひとかた)を名乗るいずれも丸顔(何故だ)の日本人男性(日本語しゃべってた)に出会って、ぼくは彼らを本物と疑わず、頑張って話しかけている夢を見ていた。

さてさて、そういうわけでいまぼくはアコギの録音をせんと欲している。
あえて床にあぐらをかいて弾いたものを録っている。これ足が痺れる。
マイクは15㎝くらいのところでギターの12フレットあたりを狙ったやつと、1.5mほど先のたも材の壁に跳ね返った音を録るやつと2本立てている。後者の音のほうが、(地味しのぎに)テープディレイをかけているベースとの兼ね合いが良いので、それをメインにセンターやや左に定位させ、近いマイクの音をサブにしてパンを左に振り切ったり、それにプレートリバーブをかけたやつを右に振ったりして少し広がりが出るようにしてみた。録音段階でもミックス具合を色々実験しながら進めるようにする。リアルな音場にはこだわらない。

進捗かんばしくなく我ながらもどかしいが、じゃあ寝るなよって。でも湖水浴、疲れたんだよね。

いいわけが決まったところでまた寝よう。おやすみなさい。

○ゴルゲッツミュージック、聴いてくれた方ありがとうございます。はじめての方はじめまして😌TUNECOREの配信代行サービスを通してiTunesやAppleMusic、LINEMUSIC等々で聴けるので覗いていただけたら嬉しいです📣
http://www.tunecore.co.jp/artist/gorugettsu

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