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欠点に自信を持つ

「自信を持つ」というのは、プラスにすることではなくて、どんな自分にも「OK〜」と言える状態のことだと思う。

そこで「〇〇をできない自分」に自信を持つことにした。

僕はAのことを考え出すとBのことをすっかり忘れてしまう。たとえば何か食べようとレンチンして、その間に考え事をするとレンチンしたこと、いや、何かを食べようとしていたことすら忘れてしまう。

これは仕事にも影響があって、複数のことが同時進行していると惨事になりかねない。それなら「2つ以上のことを考えられないこと」に自信を持つことにした。時間的なことは全てアラームで管理。小さな見落としが減った。

最近どうにも不安が拭えずに、夜眠れない日が続いていた。

人は不透明なことが多くなるほど不安になる。環境の変化や主催ライブ前というのもあり、やることが増えて何がどうなっているか分からなくなっていたのだった。定期的にノートに書き出したりしても、すぐに忘れて全体を把握できなくなる。

「ああ、僕は覚えておく能力も低いな」と自信を持つことにして、ホワイトボードを買ってきた。常に全ての予定と締め切り、進行度合いと進行予定を「見ればわかる」ようにしたのだ。不安が一気になくなった。仮眠を入れるのも怖くなくなって作業に集中できる時間も増えた。

「自信を持つ」というと、ついプラスにするイメージをしがちだけど、問題のほとんどは「できない自分を信用する」、それを「仕組みでなんとかする」ことで解決するように思う。

強い意思なんてものが一番信用できない。意思でなんとかなるなら、みんな今年の抱負のダイエットや禁煙に成功している。

早起きしたかったら目覚まし時計を使うように、できないことに対応していけばいい。良く思おうとするのではなくて、欠点に自信を持って、良い結果を出せるのが一番いい。


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