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弱音の吐き方

弱音を吐くのがこわいと思ったことはありませんか?

僕はこわいです。「できない自分」を見られると周りから人が離れていくんじゃないかと思い込んでしまうから。

でも誰かに聞いてほしい。

そんな時にこうすればいいんじゃないかな?という現状の答えが見つかったので書いてみようと思います。


今日は目が覚めて最初に「おくりもののうた」についての弱音をTwitterに書きました。(おくりもののうたの詳細)

100曲書きますと言ったのはいいもののエピソードがなかなか集まらず、気づいたら「100曲書くため」に動こうとしていたんです。本当にやりたいことは「想いを歌という形にして素直のきっかけを作る」こと。

手段が目的になってしまうことって結構あって、僕とファンのみなさんで幸せな思い出を作りたいからライブをしているのに、その手段である「お客さんを集める」ことが目的になっていることがよくありました。

というかライブをガンガンやってたときはこういう考え方ができなかったので、ライブ本番以外ずっと苦しかったです。

その落とし穴にまた落っこちかけていたのですが、今回は自分で気がつくことができました。


今のままではこの企画自体が止まってしまうけど、100曲やると言ったのだからやり切らないといけないと。無理だなんて言ったら失望されてしまう。いや、失望もされないままに終わってしまうかもしれない。一気に盛り上げないと…

そう思ってひとまずエピソードが切れないぐらいのペースで進めていました。

(ああ、今書きながら自分がいいものだと思っていたから思ったようにいかなくてショックだったのと、これで結果を出すことにこだわっているんだなあと思いました。)

でもここでうまくいってるように見せかけるよりも素直にさらけだしてちゃんと「100曲を想いを込めて作り続ける」ことが大事じゃないかと考え直したのです。

何年も前の話になりますが全国路上ライブツアーで岡山の警察さんが厳しすぎて半泣きになり、思わずツイッターに「辛い」と弱音を吐きました。

その時帰ってきたのは応援や優しく包み込んでくれる言葉でした。

その日だけではなくたくさんの応援があり無事にツアーを終えることができて、ツアーファイナルも大盛況で終えることができた。これはむしろ弱音もあったからこそだったと思っています。

つまり弱音は悪くないってことです。

もちろんただのマイナス思考の垂れ流しだったらそうはならないでしょう。「エピソード全然こない…不安…」だけならやめちまえという話です。僕は弱音の他にもやり遂げたい気持ち、感動するものを作りたい気持ちを持っています。

大切なのはそれも一緒に全部出すこと。


そう、僕が見つけた答えは「持っている手札をまず全部見せる」ことです。

自分を知られるのが怖くてずっと手札を見せないように生きてきました。いいカードを切って悪いカードは隠して、時にはズルもしました。

正直、僕は周りに人が自然と集まってくるタイプではありません。裏向きのカードをたくさん持っているからです。

でもたまに全てをさらけ出せる瞬間があった。

路上ツアーの岡山だったり、ワンマンライブのあと泣いてしまったことだったり、そういうときは人が集まってきてくれたんです。

今日の弱音は勇気を出してカードを全部表を向けるつもりで書いてみました。素直になる練習のつもりで。

今「裏向きのカードを持っている」というカードも場に出しました。それと一緒に「本当は素直になりたい」というカードも出させてください。


きっと弱音を吐いても、格好悪いとこを見せても人は離れていきません。一緒に希望や一緒にいたいことも伝えれば。

1枚ずつでいいから、ゆっくりでもいいから、照れながらでいいから裏向きのカードを目の前にいる人に見せていきたい。

だってひとりはさびしいじゃないですか。


読んでくれてありがとうございます:-D

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