確認が嫌い

説明書を読むということを
やってこなかったんだなあきっと。

— 後藤大 🎁 12/22(日)ライブ　南堀江knave (@gotodai0926) December 18, 2019

シンガーソングライター、作詞作曲家の後藤大です。

ライブに向けての準備やこまごまとやっていることがやっと落ち着いてきたので思い切って今日は「やるべきことをしなくてもいい1日」を過ごすことに決めた。

最近は寝る前の楽しみとしてゲームをやっているのだけど、今日は起きてとりあえずゲーム。家事をして買い物ついでにライブで配るチラシを印刷してゲーム。ライブの通し練習をしてゲーム。

そして今レアアイテムをゲットしたのにゲームオーバーになってコントローラーを投げ出したところだ。

「やるべきことをしなくてもいい1日」を過ごすことに決めた。と言いながらもゲームをやっている間に他の人たちは頑張ってるんだろうなと考えて不安になったりした。休むのが下手くそである。

とはいえゲームは楽しくて気がついたら深夜になっていた。やっていて思ったのだけど僕は戦略を考えるのが好きではないみたいだ。

思えば昔からそうだった。アイテムや能力の使い方を調べておけば簡単にクリアできた部分をとにかく強力な技を覚えてゴリ押しでクリアする方式で突破していた。

今やっているゲームも上手い人のプレイ動画を見てみたら僕がレベル30のところをレベル13ぐらいでクリアしていたのだ。

レベルを上げまくったり、お金を貯めて強力な武器を買って圧倒的なパワーで敵を簡単に倒すのが好きなんだと思っていたけれどそうじゃない。考えてプレイするのが面倒臭かったようだ。

その証拠にちょっと頭を使ったりする隠しステージはほぼ無視だし、戦い方を工夫しなければ勝てないボスがいるところで投げ出したゲームも少なくない。

如実なのが将棋だ。駒の動かし方だけ知っていて何をどう動かせばどんな一手になるのかを考えるのが嫌で「ここが良さそう！」と駒を動かしてしまう。おかげさまでアプリゲームの最弱CPUにも勝った試しがない。

遊戯王やマジックザギャザリングのカードゲームだってとりあえず強化して殴る戦法が好きだから魔法や罠を駆使して戦う人に当たるとボコボコにされて敗北するのがセオリーだ。

テトリスはできるけどぷよぷよは下手くそだ。

戦略が嫌いなわけではなくて、戦略を考えることが嫌いなのだろう。もともとある戦い方を真似するのは単純作業だ。それでスムーズに進めるのなら全く問題はない。

つまり情報を集めて、細かく確認して、整理して、並べ直して、組み合わせた先にどういうことが起きるのか予測する。このどれかが苦手ということ。

この中だと「情報を集める」「細かく確認する」をやりたくない感情が強い。

今書きながら「そりゃクリアできんわ…」と苦笑いをしている。

ゲームだけならいいけれど現実世界でも情報が勝負を左右する。魚のいない場所に釣り針を垂らして何時間も待ち続けるようなことだ。

そして確認をおこたればつまずく回数も増える。

昨日スーパーのアプリを入れてセール情報を見たら1000円以上お買い上げで卵が98円になると書いてあったのでうきうきしながら買い物に行った。しかしレシートを見てみると割引されていない。

なぜだと思って注意書きの欄をよく見て見たら「税抜き」で1000円以上お買い上げでと書いてあったのだ。惜しくも100円ほど届いておらず損をした気持ちになった。些細なことだけどこれも情報の確認を大雑把にやったからだ。

情報収集、確認が苦じゃなくなる道を見つけたいな。そのために確認の何が嫌だと感じているのかを見つけ出すところからはじめよう。

読んでくれてありがとうございます:-D

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