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猫派になったかもしれない
掃除をほっぽり出して犬カフェに来る男 pic.twitter.com/XLEXcA7beK
— 後藤大 🎁 11/12(火)ライブ 京橋Arc (@gotodai0926) October 30, 2019
犬派だったのに猫派になったかもしれない。
前回不測と言う名の自業自得のせいでイヌカフェにいけなかったのだけど、今回無事に行くことができた。
(猫カフェの記事はこちら)
ふれあいゾーンに入った途端にしっぽを振りながら駆けよってきて、舌を出して「ハッハッハッ!」と言いながら前足をカリカリされる。というシーンを想像していたのだけどあまり相手にされず「あ、思ったよりこない…」と少しワクワクをもてあました。
人の言葉を話す犬としてジブリに出てきたら「なんでも期待通りにはいかぬのじゃよ。若造が。」と言ってそうな顔である。絶対言ってくる。物語終盤でやっと主人公を認めて「ふん!やるじゃないか、若造…!」とデレてくるやつだ。絶対そうだ。
おっしゃる通り期待しすぎていた僕が悪いのだけど、それにしても
あっちむきすぎやろ。
これはちょっとさびしい。
もう仕方がないので遠くから盗撮である。
基本的にこっちを見てくれず
横顔を見るのでやっとだった。
「犬は警戒心が強いんじゃよ。最初から仲良くなれるなんて思わないほうがいい。まあ…せいぜいがんばるんだねっ。」
ツンデレである。
実際にはどうかわからないがなかなか寄ってきてくれないし、おもちゃにも反応してくれない。あと結構けんかしてた。
ここの子ちょろいよ!!!かわいいぜ!!
— 樹 愛音(鍵盤・鳥) (@AineItsuki) October 15, 2019
サポートキーボードの樹愛音(いつきあいね)が「ちょろい」と言っていたのだけど、愛音が百戦錬磨の動物マスターなのを忘れていた。
レベル80の魔法使いが言う「ちょろい」がレベル1の勇者にもちょろいわけがなかったのである。犬がそっけないと言うより僕がしょぼい。
ゆいいつ心を許してくれたのがこの子を逃したらもうチャンスはないと思い、ここぞとばかりに撫でた。
やわらかさに癒されながらも本当はしっぽを振りながら駆けよってきて、舌を出して「ハッハッハッ!」と言いながら前足をカリカリされたかったという期待が胸に残る。やはり周りに期待をするのは良くない。
しかしなんだかんだ可愛かったのであっという間に1時間がすぎた。
店員さんには一瞬でデレ、出勤したくない我らのようなあられもない姿を見せた。
猫派になったかもしれないと言ったけど、それは犬が期待外れだったからではない。
なんだか猫は周りを警戒したりせず、自然に素直に生きてるなあと思ったのだ。
人によって対応の基準を変えない。「自分はただここで自分をやってるだけ」みたいな生き方に最近は憧れているので、見ていると心が軽くなる感じがした。
犬は人間でいう人見知りとか、人の目を気にする感じがあってゆっくり長く付き合うか、一発で「この人好き!」ってならないと心が通わないのかなあと。
これは僕の価値観が以前より猫っぽくなったということかもしれませんね。
あなたは犬派ですか?猫派ですか?
「さっきから何をごちゃごちゃ言ってんだい!また来な!」
読んでくれてありがとうございます:-D
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