人生初の猫カフェ。
日常の些細なことを楽しもうと思ってからツイッターがまったく音楽やってなさそうな人になってしまい、楽しいけどこれでいいのかと思っている後藤大です。
ライブハウスに顔を出すだけで外に出てるとびっくりされる僕が、何を思い立ったか突然犬カフェに行きたくなった。
レコーディングを一生懸命終わらせ、入店時間ギリギリに間に合ったとホッとながらエレベータのボタンを押す。
…
反応しない。
まさか。いや、そんなはずはない。よりによって珍しくやる気を出した日にピンポイントでそんなことが起こるわけが
あるのである。
僕は持っている男だ。こうやって思い立って行った店がその日だけ休みだということが多々ある。そういうのいいから犬とふれあいたい。
と願ってもシェンロンがあらわれて「願いをなんでも叶えてやろう」などと言ってくれるわけもない。というか犬カフェを開けてくださいなんてことに願いを使うなんて「ギャルのパンティーおくれ」ものである。
あのギャルのパンティーは「ギャルがはいてそうなパンティー」なのかどこかにいる「実際にギャルからぶんどってきたパンティー」なのかどっちなのだろうか。後者だったらものすごく生々しい。
生々しくなってきたので猫の画像をはって浄化する。
そう、犬カフェがしまっていたからという理由で安易にも猫カフェに行ったのである。
「たけのこの里売ってなかったからきのこの山にするか」みたいな感じだ。同じようだが全然違う。たけのこの里はビスケット属性が強く、きのこの山はチョコレート寄りだ。代用できるようでできていない。しかしまあせっかく外に出たから…
というような心持ちで人生初の猫カフェに行くことになった。
か、かわいい。鼻水たらしてる。
ふわふわやないか。
きのこの山、お主もなかなかやるじゃないか。としっかり癒される僕。
癒される僕。
癒される僕。
猫カフェぬっこ
上から見るか
下から見るか。
いやはや、猫もいいですな。と思っていたのもつかの間。予想していた悲劇が起こることになる。
かまってもらえないのである。
店内にはおしゃれなボサノバがかかっていたが脳内BGMは完全にRADWIMPSだ。
なんでそんなに
素っ気ないのさ そっぽ向いてさ 君の方から誘ったくせに
俺じゃないなら早く言ってよ そんなに暇じゃないんだ
ちゃんと歌詞見たら全然君の方から誘われてなかった。
ただのカタオモイだった。
「そうか〜RADの方じゃなくて野田洋次郎さんがプロデュースしたAimerさんの方だったか〜」とせめてうまいことを言おうとしたけれど、野田さんのプロデュース作は蝶々結びだった。何ひとつうまくいっていない。もはや犬カフェのところから。
そもそも犬カフェに行こうとしたのは犬がかまってくれるからだった。僕はかまってほしい。しっぽをぶんぶん振りながら膝の上に駆けよってきてほしい。そんな理想を描きながら家を出たはずだ。
しかし現実は寝ている猫たち以外に完全に避けられている31歳男性お一人様。触らせてもくれない。なでようとすると脱出口みたいなところからどこかへいってしまう。
ついに僕は猫を無視してマンガを読み始めたではないか。しかもチョイスが「亜人」猫カフェまで来てなぜこんな重い漫画を読んでいるんだ。
しかしそれでも猫はちゃんとかわいく無事癒やされて帰ることができた。
そしてひとつ学べたこともある。
動物の毛アレルギーだった。
読んでくれてありがとうございます:-D
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