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なんにも悪いところがないと愛されない
モンスターファームとかパワプロとか
— 後藤大 🎁 おくりもののうた (@gotodai0926) October 17, 2019
ステータスをどう上げるか
を自分で割り振れるゲームは
パワーと命中を上げまくって
おりゃー!っとやるのが
好きだったんですけど
いつの間にか
バランスを覚えて
戦いやすくなったんだけど
昔の方がロマンがあった。
今そう言う感覚に
戻ってきていて楽しい。
あなたを一言であらわすと?と聞かれたら「眼精疲労」と答えてしまいそうなほど毎日目がしんどい後藤大です。蒸気でホットアイマスク的なやつは起きたらなぜか足元にあります。
小学生の途中から土曜日が完全に休みになった。それまでは午前中だけ、3時間目までの授業。
当時、土曜日の朝7:30から4チャンネルで「モンスターファーム〜円盤石の秘密〜」というアニメをやっていた。僕はそれが大好きで、しかしどうあがいても登校時間の関係で10分ほどしか見れず、毎週ビデオに撮って帰ってから見るのを楽しみにしていた。
当時はHDDの自動録画機能はもちろんのこと、DVDなんてものもなくVHS、ビデオテープだった。
チャプターなんてものはなく最初から見るにはしっかり巻き戻しをしないといけなかったり、上書きを防ぐために爪を折ったり、やっぱり録画したくなったら爪があったところにセロテープを貼って再利用したり、今の若い子たちとは分かち合えない思い出なのだろう。
そんなアナログなものだから、おかんが別のビデオを見たせいでビデオが抜かれてたり、単純に録画予約を忘れていたりしてビデオが撮れていないことも多々。学校から帰ってきてアニメが撮れていないのは本気でショックだった。
モンスターファーム、犬夜叉、ワンピース…録画し続けるのに成功したことは一度もない。ワンピースに関しては逆に失敗してよかったと思う。続きすぎ。
モンスターファームはもともとゲームで、アニメだけではなくゲームも本当におもしろいのだ。今でも定期的にやりたい熱が再燃することもある。僕は2が好き。
基本的なゲームの流れは前作『モンスターファーム』と大差はないが細かい点では色々と差がみられる。基本的には音楽CDから取り出すなどして入手したモンスターをファームで育成し、大会に出場させて闘うゲームである。
Wikipediaより
CDからモンスターを再生するという画期的なシステムも面白いのだけれど、純粋に育てて戦わせるという作業だけでもとてもおもしろい。
僕は自分の好きなようにキャラクターを育てていけるゲームが好きだ。たとえばパワプロだったら練習をして得た経験値を打撃力とか走る速さに自由に割り振れる。と言った感じだ。
モンスターファームはトレーニングによって伸ばせる能力が違っていて、さらに寿命や疲労度、日にち感覚、性格や忠誠度、育ちやすい時期、年齢も関係してくる。
厳しくしすぎると家出したり怪我をして入院して寿命が減ったりもする。ワルモンだとトレーニングをサボったりもする。
そこがめんどくさいのだけどおもしろい。
めちゃめちゃ頑張れば全てがフルパワーのモンスターを作ることもできるのだけど、残念ながら上手ではないのでこういうゲームでステータスマックスのキャラクターを作れたことがない。
僕はどっちかというと全てが完璧なモンスターよりも、個性を伸ばす育て方が好きだった。好きだったというか考え方が極端だっただけかもしれない。
力と丈夫さが売りのゴーレムを育てるときは、もう始めから力と丈夫さにステータス全振り、あとで命中をあげて修行でも一撃必殺の大技をおぼえさせ、バトルでは開始早々の1発KOを狙う。
回避率やかしこさは捨てるのだ。
20歳になったぐらいから僕は考え方を否定されるようになった。
今思えば僕が人間的に至らなかったことばかりだったけれど、正論では救われないし変われなかった。ただ「そう思うこと」を許されないことが辛くて周りのせいにすることで心を保ってきた。
だけど罪悪感や自分はダメな人間なんだという思いも根付き「もっとましな人間にならなきゃ」と短所をなくすために過ごすことになる。
それはモンスターファームでいうと、力が長所なのにかしこさを補うトレーニングばかりしたり、あまり使えないかしこさ技を覚えるようなものだった。
バランスは多少よくなったけど力を伸ばす時間を他にあてたせいで戦いに勝てる武器がなくなってしまったのだ。
一度全てのパラメーターが700ぐらいまで(999が最高)育てたことがあるのだけど、なぜか思い入れのあるモンスターは全ての能力が高い子より個性を伸ばした子だったりした。
「なんにも悪いところがない」というのはすごいことだけれどもしかしたら愛されることからは遠ざかってしまうのかもしれない。
20代は周りの目を気にしまくりながら生きてきたけど、やっと自分のために生きれるようになってきた。すると自分の育て方が昔のように戻ってきた。
余った時間全部夢中でギターを弾くことにあてるような、一撃必殺にワクワクしながらバトルをするような、そんな生き方がやっぱり僕は好きみたいだ。
読んでくれてありがとうございます:-D
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