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hamahouse
優しさの中の我慢
電車でほとんどの人が席をゆずらないことを嘆くツイートを見た。みんなが少しずつ優しさを持てば世界は明るくなると言っていた。
僕は席をゆずるための余裕がないんじゃないかと思った。
朝早くから起きて、行きたくない仕事場に向かう。昨日も残業だったかもしれない。プライベートで気持ちがまいることがあったかもしれない。
みんなが冷たい人なわけじゃない。他人に優しくできる前に自分にも優しくできていないのだきっと。
クタクタなのに無理をして席をゆずることは「我慢」だと思う。
例えば3人でケーキを分けるとする。
ケーキが1ホールあれば何のしがらみもなくどうぞと言えるだろう。だけど1きれしかなかったら「もっと食べたいけど…」と思いながら分けることになる。
「本当は座っていたいけど…」
そう思いながら席をゆずることがいいことだと僕は言い切れない。まず自分を大事にするべきだと思うからだ。
みんなが優しさを持つにはみんながマイナスから抜け出すことだ。
そして足りなくても与えることで満たされる部分があるのを知ることだ。
「我慢」を「ありがとう」でうめながら我慢しなくてもいい環境まで自分を持っていく。
形ばかりの優しさじゃなく心からの優しさで人に接したいのだ。
お金に余裕があればご飯おごれる。
— 後藤大 / ごとだい 😬 (@gotodai0926) June 22, 2019
体力に余裕があれば席ゆずれる。
時間に余裕があれば順番ゆずれる。
仕事に余裕があればフォローできる。
気持ちに余裕があれば話が聞ける。
認める余裕があれば受け入れられる。
手持ちが少ない時も
「我慢じゃなく余裕をつくる」
そんな視点で過ごしたぴおか。
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