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ちょっとだけ人とは違う人生


【はじめに】

私は現在(2023年12月)、愛知県の製菓専門学校教員をしています。
専門分野は「製パン」
元々、パン屋さんでの修行はもちろん、調理製菓専門学校と大学経済学部の両方を卒業しているので、技術的なことから理論的、経営するために必要な会計や哲学に至るまでありとあらゆることを教えています。

また、趣味や興味関心も多種多様に積み重ねてきたので、アラフィフを迎えた今、記録を残すつもりでアウトプットしようと思い、パンやお菓子に関わらず書き記していきます。

【パンやお菓子について】

前述のとおり、私はパン屋さんでの修行をしていました。
残念ながら修行先はすでに閉店してしまっているのですが、最初は愛知、岐阜、三重の東海三県に展開する地場のパン屋さんで店長をする傍ら忙しい店舗や新店舗オープン時のヘルプ要員として勤務、次は小規模の店舗、いわゆる町場のパン屋さんでスーシェフという、全く異なる規模のパン屋さんで修行しました。

私が修行していた四半世紀ほど前は、すでに日本のパン屋さんの技レベルはトップを取れるほどのものになっていましたが、日本の消費者の主食はコメであり、世界トップクラスのフランスパンを作っていても、パンはまだまだ「おやつ」や「軽食」という嗜好品の域の中のものでした。
私はこれからパンがもっとたくさんの方を元気に、もっと笑顔を届けられる存在になるには、作り手は美味しいパンを作るだけではなく、もっと美味しい食べ方を提案できる人になっていく必要があると感じていました。
しかし当時のパン職人たちは、シャイで口下手な方が多く、あまりお店の表に出てお客様とお話しをされたがらない。これでは、せっかく美味しいフランスパンを焼いていても、お客様はいつまで経っても、バターを塗ったりラスクにする以外の食べ方を知らないままですし、食事パンは一向に定着しません。

私はそのようなことを考えながら修行する中で、ある程度自分でやっていける自信がついてきたと同時に、自分という人間を育んでくれたパン業界に何か恩返しがしたいと考えるようになりました。
ならば技術や知識だけでなく食文化やお客様にいろんな提案をできる人として、私は行進を育てようと決意します。
それから20年ほど、教員として走ってきたのが私の半生です。
私の半生については、またどこかで書きたいと思います。

【趣味や興味関心について】


いろんなことに興味を持ってしまう性格なのか、はたまた飽き性なのか、趣味はそれなりにあります。
親父が自動車整備士だったこともあり、車や単車をいじったり、F1などの自動車レースを観戦したり、とにかく車関係はなにかと好きなものが多いです。無論、ドライブも好きで、いろんな車を運転したいがために、大型自動車免許、大型二輪免許、果ては牽引自動車免許まで持っています。

また、家族を持ったことをきっかけに、何か家族で共通した趣味を持ちたいと考え、せっせとインターネットで調べ、これだ!と行きついたのは「キャンプ」。突然カミさんに「これから家族の趣味をキャンプにするよ!」と宣言し、カミさんが突然なんのこっちゃ?という顔をしていたのを今でも覚えています。
その趣味も狙い通り家族の趣味として定着し、デイキャンプ、テントキャンプ、そしてキャンピングトレーラーと発展して、今はキャンピングカー(キャブコン)にまで発展しました。
前述に通り、私は車いじりも運転も大好きなので、その趣味との融合をした格好です。そのキャンプ歴ももう15年くらいになります。

そのキャンピングカーを駆り、家族と共に沖縄以外の全国46都道府県を走破(沖縄に自家用車で行こうと思うと、費用も時間も多量に必要なので、沖縄は飛行機とレンタカーで制覇の予定)。
家族との思い出は、何よりの宝になるので、家族が揃って出かけられるうちに、少々資金的に苦しくてもいろんな場所に連れていってあげようとカミさんと決めていたので、これは達成できて本当に良かったし、家族にとって大切な思い出の宝になりました。
そしてそのおかげで、うちの子供たちは5~6時間休憩なしで車に乗りっぱなしでも、全く平気な変人に仕立て上げることにも成功した次第ですw

それ以外にも、居合道、ランニング、スノーボード、ゲーム等、趣味や興味関心は多種にわたります。
こちらについても、どこかで機会があれば書こうかなと思っています。

【さいごに】


私は就職氷河期世代、いわゆるロストジェネレーション世代で、ある意味選択肢の少ない人生を歩んできました。
その分、少し人とは違う人生を歩んでいるようにも感じています。
そしてそのような経験が誰かの助けになったり、または同じような人生を歩んでいる人を励ます手助けになればと思っています。
人生も概ね折り返しを過ぎたころなので、専門学校教員になったときにように、後進の何かの助けになれば嬉しい限りです。

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