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オンラインの場に切り替えるときに考えるべきこと

皆さま、こんにちは。
エンジニア専門コーチのごとぅーです。
先週から今週にかけてコロナウィルスに伴う状況も刻々と変わってきました。
それに伴って、仕事上の会議や勉強会などのセミナーなどのオンラインの場で実施することが必須要件になってきました。
そこで、オンラインの場での会議・勉強会に切り替えるときに念頭に入れておいた方が良いと考えることを簡単にまとめてみようと思います。

何をやりたいのか(目的)?

まず、切り替える前にその場で何をやりたかったのかを考えます。
議論し結論を出したいのか、参加者に何か伝えられたらいいのか、などのやりたいこと(目的)によって、適した方法が変わってくるのではないか、と考えます。例えば・・・・
 議論し、結論を出す
  → 双方向でのコミュニケーションが必須なので、
    SlackやZoomなどビデオ通話ができる場がよさそう
 参加者に何か伝える
  → 双方向でなくても可能(もちろん双方向も可)
    ビデオ通話でやる方法もあるし、LIVE配信でも対応できるかも
となり、適したオンラインでの手段が変わってくると思います。

切り替える前に考えられていた前提(制約)

もう1つ考えておいた方が良いのが、切り替える前の設計として想定していた前提がないか考えておきます。
少し前提の例を書いてみようと思います。
 ・参加者が全員その場に集まるのか。
  オフライン/オンラインメンバ混在(いわゆるハイブリッド)なのか。
 ・参加者は既知メンバーだけか、一部でも初見の方がいらっしゃるか。
  既知の場合はどのレベルの既知なのか。
これらは会議や勉強会での準備の仕方やコミュニケーションレベルをどこに置くかの判断に使えますね!

意外と気にされなさそうなポイント

最後に、個人的には気を付けた方がよい、しかもあまり気にされなさそうと(勝手に)思っているポイントを1個だけ挙げておきます。
それは

開催環境・提供される内容が、
 どの参加者にとっても平等で「あり続ける」
こと

です。
なぜ『平等で』あることが重要かというと、あくまで我々が提供するのは「場」であるからですね。
受け取る側の参加者ではなく、提供する「場」が歪んでいると、最初に取り上げた「やりたいこと」自体も当然歪んでしまい、目的が果たせなくなってしまう可能性が高まると私は考えます。
例えば、個人的な意見にもなりますが、オフラインとオンラインのハイブリッドはあまりオススメしません。そもそも環境が不平等という例です。
ハイブリッドの場合、オフラインの場の人だけで会話が始まったりします。
その瞬間、オンラインの人からするとついていけない、そもそも聞こえない(けどオフラインの場の人たちは分かっている)といった内容についての不平等が起きてしまいます。その中でなされた議論だと出た結論に対しての納得感は平等ではなくなり、不平・不満のもとになってしまいます。

そして、実は、もっと難しいのが
 平等で「あり続ける」こと
の部分ですね。
会議や勉強会の場は常に変化していきます。
その変化していく中で、オフラインの環境であれば、「平等」かどうかは参加者の反応から判断していくと思います。
しかし、オンラインだと空間がつながっていないので参加者の反応の変化を瞬時に正確に把握することが難しいのです。
この課題をどうすれば簡単にクリアできるかは私もまだイメージが湧ききっていないので引き続き仮説・検証していきたいと考えています。

最後に

今の我々を取り巻く状況はかなり厳しいです。
この原因であるコロナウィルスが落ち着いたとしても、再び似た状況にならないとは限りません。
とするならば、この状況をきっかけに、オンラインの場とオフラインの場を自由に使い分けられるようになっておくことが肝要かな、と考えます。
まだまだ私自身も検討・模索中なこともたくさんあります。
一緒に考えたりアイデアを共有していけたらいいな、と思います。

おまけ

オンライン会議について、参考になるかはわかりませんが、もうちょっと細かく、心理的安全性に着目した過去記事もあります。
良かったら読んでみてください!


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