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テレワークでのコミュニケーションを考える

皆さま、こんにちは!
エンジニア専門コーチのごとぅーです。
世の中はいよいよテレワークをより真剣に考えなくてはいけない状況になってきました。そこで今回はテレワークで行われるコミュニケーションを考えてみようと思います。
今現在私もテレワークをしていますが、よりよいコミュニケーションをするために気を付けていることを書いてみようと思います。
「あるある」と1つでもヒントになれば幸いです。

一応、考える上での前提を。

私自身テレワークする前の状況でコミュニケーションの仕方は変わってくるので、前提を置いておきます。
今回は世の中の流れに合わせて一番多いであろう
それまでオフラインで一緒に仕事していた状況からの一斉テレワーク
というシナリオで考えます。

1. 動画+音声コミュニケーション

対面でのコミュニケーションに一番近い、視覚と聴覚を使用するコミュニケーションですね。
オフラインでコミュニケーションしていた状況からの移行であれば、特にわざわざ気を付けることはあまりないのではないかと感じます。
※会議の設計などはもちろん別に考える必要はあると思いますが、
 そちらは機会があれば書こうと思います。

2. 音声コミュニケーション

動画+音声という手段より一段簡易にした聴覚だけ使用するコミュニケーションですね。視覚が使えない分、今まで視覚でできていたことに気を付ける必要が出てきます。
①. 自分以外の参加者が発言しようとするタイミング
オフラインであれば挙手だったり、相手の雰囲気を見ることで気が付けますが、音声のみのコミュニケーションの時にはこれが使えません。
また、オフラインの場でも聞きそびれたら「まぁいっか」なんてスルーしちゃうこともありませんか?
こういったことを避けるためにも、
 一気に話すのではなく、こまめに「質問や言いたいことがないか?」確認
することが大切かな、と思います。
②. 聞き手の理解の程度
オフラインであればうなずき具合などである程度は判断できますね。
分からなくてもうなずいていることもままありますが(笑)。
話した内容がちゃんと伝わっているかを確認するためにも①の方法に加えて
 伝えた内容(や、この後作業してもらう内容)を聞き手の言葉で復唱
してもらうとよいと考えます。

3. テキストコミュニケーション

最後に、視覚だけで行われるコミュニケーションがテキストコミュニケーションを考えます。
テレワークを始めたときに一番高い割合を占めるだろうコミュニケーションですが、これが一番難しいのではないでしょうか。考えられるポイントを書いてみます。
①. 書き手の意図が伝わりにくい。
日本語特有の問題だったりするのですが、否定語が文末に来ます。そのため長文だと最後まで読んだ後になにが「ない」んだっけ?という状態が起こります。もう1つ、テキストの場合、感情・抑揚がないので、書き手と読み手の思い・考えがずれやすい(最近はツールの機能で太字など強調はできますが)かと思います。この課題には
 「まずは結論から」書く
ということを徹底しておいた方がよい、と私は考えます。
②. 主語・目的語がない
ある程度オフラインでのコミュニケーションができていた状況で起こりがちな事象ですね。書き手が通じてる「だろう」と思い込んでしまうんです。
書き手は書いている間、書く内容のことを考えて書きますが、読み手は別のことをしていることがほとんどなので「何の話?」となってしまいます。
ある程度の言葉の省略はOKだとしても
 「主語」「目的語」は省略してはいけない
と思いますね。
③. 突然登場する「こそあど言葉」(指示語)
これも事象としては②とほぼ同じです。書き手は分かっていても読み手には通じないパターンです。
確かに「ここ」は近め、「そこ」はちょっと遠め、など学校で習いましたよね。でもどの程度が「近く」て、どの程度が「ちょっと遠め」なのかは個人の感覚値だったりするので、よくすれ違う原因になりかねません。
なので、テキストコミュニケーションでは
 極力「こそあど言葉」(指示語)は避ける
のがベターだと考えます。

おわりに

いかがだったでしょうか?
テレワークになって、直接会話できない分、コミュニケーションの難易度は上がっていると思います。
逆にテレワークでのコミュニケーションが無難にこなせるようになれば、コロナウイルスが終息し、オフラインの会話に戻れたとしてもよりスムーズなコミュニケーションになることは間違いないと思います。
私自身もまだまだスムーズでないと思っているので、日々精進していきたいです!

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