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コミュニティ活動に「常連」は不要なのか?

みなさま、こんにちは。ごとぅーです。
東京アラートも解除され、徐々にコロナウィルス前のように移動もある程度はできるようになってきました。しかし、意外とプライベートでの活動ではオンラインでの活動が続いていることも多いですね。これも新しい生活様式の一例なのかな、と感じます。
逆に、この様式についてはとても葛藤を感じてらっしゃる方も多く、議論されることも多いです。その議論の中で何回か以下の意見を伺いました。

オフラインの時は一部メンバーで固定化していた。
オンラインでの活動にした結果、メンバーが流動化して、よくなった。

メンバーの固定化はいわゆる「常連」さんと言っても良いと思うのですが、ちょっと気になる点もあったので、今回はこの意見を私なりに検討してみます。
あ、その前に・・・・。
オフライン・オンラインの良し悪しという観点では考えません。
コミュニティ活動の目的などによって判断された方が良いと考えますので。

オフラインでの常連は基本的にありがたい。

さて、ここからが本題です。
まず常連メンバーとは「だいたいいつもいるメンバー」を指しますね。
そのメンバーは場に対して、熱意・思い入れがあるから時間を確保している、ということですね。基本ないと思いますが常連メンバーが新規メンバーを拒否していたら問題ですが、基本そんなことはしないので問題は特にないように思いますね。むしろ常連メンバーがいるからこそ、新規メンバーにも配慮する環境が作りやすく、結果として場に心理的安全性がもたらされるのではないか、とも思います。
参考までに、飲食店の常連さんについても同様なことが言えます。
そして重要なことを2点、書いておきますね。
 ・常連さんは何もせず常連になったのではないです。
  常連になる過程があり、これを無視してはいけないと思います。
 ・常連さんも常連でない方も1メンバーとしての立場は実は対等です。
これはまた別の機会で言及させていただきますね。

オンラインでメンバーが流動化し、良化したという表現は誤解

さて、オフラインだった活動がオンラインでの活動に場所を移した場合を考えます。この場合、確かに一瞬メンバーが流動化したようには見えます。
オフラインの条件だと参加できなかった人が参加できることもたくさんありますしね。が、時間を経過してみるとわかるのですが、オンラインの場でも常連メンバーは出てきます。オフラインの場での常連メンバーと同じとは限りませんけどね(むしろ異なるメンバーと思います)。
なので、オフライン・オンラインと「常連」の因果関係はほぼない、と私は考えます。
また、良化した、という表現はそもそも環境が違うので比較すること自体ができないのではないか、とも考えますね。
要は常連の有無は活動の質への影響はあまりない、と考えます。

結局はオーナーがどのような場にしたいのか?

ここまでで言いたかったことはコミュニケーションの質に対して、「常連」はいい意味で貢献してくれることが多いです(私の環境だけかもしれませんが)。
また、他のnoteでも書いてきましたが、オフライン・オンラインはコミュニケーション手段の違いにすぎません。
どちらかというと、コミュニティなり場のオーナーがどういった場を作りたいのか、どんな目的なのか、その目的に即した手段が何なのかが一番大切に思います。そのうえで、目的や選択する手段について、参加者なりメンバーに極力平等に伝えていくのがよいと思います!

どちらの手段にしても、他のメンバーとある一定の時間を共有するからこそ、少しでも気持ちいい時間を過ごしていきたいですね!

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