ゴタンダクニオ

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ゴタンダクニオ

文章を書いています/物語・童話・小説・短歌など/号は月波/たまに糸綴製本・活版印刷/文芸同人誌『しんきろう』同人/和漢比較文学研究/Twitter: https://twitter.com/gotandakunio

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  • 日記

    京都での気ままな暮らしを綴っています。日記ですが、毎日書けないので二十四節気ごと、つまり約15日ごとにつけています。それで「二十四節記」と名付けました。

  • 旅行記

    旅の記憶を記録しています。

  • 作品

    ゴタンダクニオの短編小説や詩など、当面のあいだ無料公開しています。

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    本、映画、舞台などの感想を好き勝手に書いています。

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    新刊や委託販売のお知らせ、活動報告、雑文など。

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【2024年1月新刊】写真集×短歌『イスタンブール旅行記』のこと(1/27更新)

12年前に行ったイスタンブールの旅行記を作りました。 なぜそんな昔の?と思われるかもしれませんので、本書の前書き部分をこのポストの最後に全文引用しておきます。 書誌情報本書の特長〈ハード面〉 写真集ベースの旅行記はビジュアルが豊富で大変よろしいのですが、説明不要で一方的な視覚情報に頼り切らない表現を試みるために、随所に短歌を散りばめてみました。 写真集×短歌、写真集×旅行記、あるいは短歌×旅行記という組み合わせはよくあるかもしれませんが、その3つを1冊にまとめたことにより

    • 2024春分日記

      3/18~25まで7泊8日で台湾に行った。友人二人と2泊3日で計画したところから始まったけれど、いろんな場所に行ってみたかったので一人で前入りすることにした。しかし飛行機に一人で乗るのも初めてなら、出国・入国にまつわる審査を一人で乗り切るのも初めてだった。計画し始めた1か月前くらいからDuolingoで中国語を思い出す努力をしていたけれど、そちらはほとんど準備不足といっていい。行くまでは不安だらけだったけれど、大冒険の末に見られた景色のことはずっと忘れないと思う。 ヘッダーの

      • 台湾から帰ってきました~ 台湾のことは今後のことを考えてもしばらくきちんとした記事にはできないと思いますが、Instagramのストーリーズ(24時間限定公開)で旅の様子をあげています🇹🇼

        • 2024啓蟄日記

          最終出勤週だった。書類を整理し、ファイルをまとめ、自分の荷物を少しずつ引き上げていった。 最終日にはほとんどやることがなかったけれど、時間をもてあますのが嫌だったので、上司からの「最終日くらいゆっくりしたら」の言葉をかわしながら率先して作業を買って出た。三営業日先の出荷分まで完成させた。もうすっかり慣れた発送作業だった。 デスクとパソコン周りを綺麗にしてそろそろ帰るかと思っていると、会社の人たちが集まってきて大きな花束をくれた。びっくりした。5年弱いて8人の退職者を見送って

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        【2024年1月新刊】写真集×短歌『イスタンブール旅行記』のこと(1/27更新)

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          2024雨水日記

          さまざまな祝い事が重なって、家族で夢の国に遊びに行っていた。以前は15周年で賑わっていたのを覚えていて、今回は40周年で賑わっていたから、実に25年ぶりということになる。 いい大人になってから行くのは初めてだったから、パーク内で我に返ることなく過ごすために、出発の日まで時間を作ってはDisney+で未視聴作品を観まくって気分を高めていた(我ながらこういうところがオタクだなと思う)。今回はラッキーなことにオフィシャルホテルにも泊まれて、ディズニーリゾートを満喫できた。シーにも近

          【覚書・感想】文学フリマ広島6

          去年に引き続き今年も出店することに決めた広島会場でした。 去年は旅行を兼ねた日程にしたけれど、今年は日帰りで行ってみました。 いつもみたいに覚書を書いておきます。 申し込んだはいいけれど、新幹線代を稼げるかどうかも未知数という中、今回は旅行を兼ねるわけではないので宿泊はなしの弾丸移動。京都ならギリギリ日帰りできます。 前日は久しぶりに外で飲んできたので(5杯くらいかな…)、睡眠時間4時間半くらいでがんばってしまいました。寝過ごしても間に合うよう1本早い時間で動くために5時起

          【覚書・感想】文学フリマ広島6

          2024立春日記

          立春、台湾行きの計画を立てるために友人宅へ。ピザを取ってテンションを上げる。飛行機の便が思ったよりも不便ではあったけれど、とりあえず大枠の予定を決めてホテルを押さえる。 夜は冷蔵庫の残り物でチャーハンにして、それから『からくりからくさ』を最後まで読んでしまった。最後の方はトルコが出てきたりして、急展開になることもあり、どうしても途中で置くことができなかったのだ。作者のこういう関心が『家守綺譚』や『村田エフェンディ滞土録』に繋がるのかなと思いながら2時過ぎに就寝。 1冊校了

          2024大寒日記

          今年初めて、いつものカフェに行った。土曜日の日替わりパスタはミートソース。炙りチーズかマッシュポテト載せか、隔週で変わる。去年初めてここを見つけた日も炙りチーズのミートソースの日だった。最近チーズの量がちょっと減ってしまったけれど、今年も通いたいと思う。 それから久しぶりに友人たちに会う。転職が決まったこと等を報告し、3月に台湾行こうと誘ってみたら二人とも乗ってくれて嬉しかった。 実は来月はディズニーランドに行くことになっていて、その準備としてディズニープラスに加入した。

          2024小寒日記

          親戚から杵つきのお餅をおすそ分けしてもらっていたので、お雑煮をつくろうと思ったけれど、具材がなかったのですましにかつお節をふっただけのストロング・スタイルになってしまった。お餅は美味しかった。11月に応募した会社の二次面接があり、とりあえずここに落ちてからこの先のことをいろいろと考えよう、真面目に考えよう…と思っていたら、面接後即内定が出て驚いた。帰りにぼんやりと歩きながら、それで悩みが減ったかと言うとむしろ新しい環境に適応するためにしばらくは苦労しそうだけど、とりあえず覚悟

          【覚書・感想】文学フリマ京都8

          先日の文学フリマ京都8、ありがとうございました。 おかげさまで『写真集×短歌 イスタンブール旅行記』を多くの方にお届けすることができました。 恒例の覚書を書いていきます。 全体のこと 今回は出店数が例年の1.5倍、売り場面積も全面使用に変更。最終的には来場者も1.5倍で京都会場過去最高とのこと。去年参加した京都、広島、大阪、福岡も全て最高記録を更新しており、コロナ禍を経てこのイベントの知名度・関心度はますます右肩上がりになっているよう。 しかし規模が倍以上の東京会場は広

          【覚書・感想】文学フリマ京都8

          【よもやま話】『写真集×短歌 イスタンブール旅行記』ですが、間違えて下書きを投稿していたみたいです、微修正更新しております。

          【よもやま話】『写真集×短歌 イスタンブール旅行記』ですが、間違えて下書きを投稿していたみたいです、微修正更新しております。

          【よもやま話】『写真集×短歌 イスタンブール旅行記』

          2024年1月14日、文学フリマ京都8にて『写真集×短歌 イスタンブール旅行記』を発売しました。 本書に収まりきらなかった話をまとめておきます。 ↓書誌情報はこちら 表紙について 表紙を飾る1枚についてはかなり迷うことになった。 あんまりトルコっぽい写真はガイドブックみたいになっちゃうし、食べ物を出すとグルメ本かと期待させてしまうから。 当時のカメラデータを眺めていて、ふと細長いデータを見つけた。 デジカメのパノラマ撮影機能を使って撮ったものだ。 当時、初めての海

          【よもやま話】『写真集×短歌 イスタンブール旅行記』

          2023冬至日記

          年の瀬なのに東京出張。先月からスーツを着る機会が急激に増えた気がする。朝早くから新幹線に乗り、挨拶回りでくたくたになる。移動中に見かけた小学生の男の子、ランドセルにDEAN & DELUCAの水筒だか折り畳み傘だかをくっつけていてちょっと目を見張った。東京。 夕方からが本番の、会議で3時間以上みっちり打ち合わせ。夜は移動して妹と食事。牡蠣の美味しい店で労ってくれた。帰り道は凍えそうなくらい寒い。普段からこんなに寒いのか、ちょうど寒波が来ているのか、判然としない。とにかくぶっ

          2023大雪日記

          来年1月の新刊データがようやく埋まってきた。今回は写真旅行記になるので、文章量がレイアウト次第というところもあり、組みながら写真の選定と執筆を並行していて、ちょっと踏み外すと頭が混乱する。しかし今月もちょうど母校で国中文学会があり、情報収集もしたかったので行くことにした。 それに、コーヒーハウスナカザワさんでカレーを食べるよい口実にもなる。開店直後でも混み合っている。「僕ここのカレーが世界一好きです!」と女将さんに話している男性客がいた。まったく同感である。 今回は国中文学

          2023小雪日記

          本当に転職しようと思ったら早起き習慣を身につけなければならず、そういう矯正に取り組むのは早いほうがいい。夏と違って帰宅後は暗いので、出勤前にいろいろ用事を済ませられればそれに越したことはない。半ば無理やり早寝早起き生活にシフトし、友人が泊まりに来ることもあって部屋の片付けを一通り終わらせて偉かった。 友人の希望で美味しいワインを飲みに行き、家に帰ってもずっととりとめのない話をした。ピスタチオアイスが好きな理由として『ジゴロ・イン・ニューヨーク』を挙げ、マッシュポテトが好きな

          2023立冬日記

          冬が来る前にと、管理会社に言って壊れたエアコンを取り替えてもらう手配をしてもらった。冷房から暖房の切り替えができなくなっていたことが発覚したのは去年の冬のさなか、繁忙期で対処できなかったのだった。間に合ってよかった。 狭くてものが多い部屋だから、エアコン搬入の動線と作業スペースを確保するために家具を一部移動しなくてはいけなくて、よりによって部屋でもっともややこしいアトリエの部分が邪魔になっていたので、わりとおおごとになった。寝不足だったが、今掃除しておけば年末に慌てなくてもい