ゴタンダクニオ

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ゴタンダクニオ

文章を書いています/物語・童話・小説・短歌など/号は月波/たまに糸綴製本・活版印刷/文芸同人誌『しんきろう』同人/和漢比較文学研究/Twitter: https://twitter.com/gotandakunio

マガジン

  • 日記

    京都での気ままな暮らしを綴っています。日記ですが、毎日書けないので二十四節気ごと、つまり約15日ごとにつけています。それで「二十四節記」と名付けました。

  • 旅行記

    旅の記憶を記録しています。

  • 作品

    ゴタンダクニオの短編小説や詩など、当面のあいだ無料公開しています。

  • 感想文

    本、映画、舞台などの感想を好き勝手に書いています。

  • 未分類

    新刊や委託販売のお知らせ、活動報告、雑文など。

最近の記事

  • 固定された記事

【新刊】『台湾土産話』のこと

このたび、旅行記『台湾土産話』ができあがりました。 2025年の新刊にする予定でしたが、予定通り納本されれば10/27文学フリマ福岡10にて先行販売を開始いたします。 書誌情報出店情報2024/10/27(日)文学フリマ福岡10 ◇日時: 2024/10/27(日)11:00-16:00 ◇場所: 博多国際展示場&カンファレンスセンター 3F 〒812-0008 福岡市博多区東光2-22-15 ◇ブース:G-40 ☟WEBカタログ(新刊の見本として本文を一部抜粋していま

    • 【覚書・感想】文学フリマ福岡10

      先日は文学フリマ福岡10、ありがとうございました。2017年の第一回文学フリマ京都から関西を中心に毎年出店してきました。いつものように覚書を書いていきます。 データ出店歴: ・文学フリマ参加回数通算15回目(前回:文学フリマ大阪12)、個人活動歴8年目 ・2024年の出店5回目(過去最高) 前回の出店↓ 出品: ・旅行記『台湾土産話』(新刊/先行発売) ・『写真集×短歌 イスタンブール旅行記』(2024年準新刊、第2刷) ・『詩集 水の反映』(2023年刊行) 配

      • 2024秋分日記

        誰が言ったか暑さ寒さも彼岸までとは、たしかにその通りだった。 これは秋の涼しさだよなと観念した日、姪が産まれた。離れた場所で連絡だけ受けている限りはなんの不安もなかったが、破水して病院へ、という報せを受けた翌日はさすがに朝から気にかけていた。昼休みにLINEを見るとすでに産まれていて、どうやら仕事中に(今ごろ妹は大丈夫だろうか)とちょうど時計を見上げたころに産まれたらしいと知る。こういうのを偶然だとか、第六感などと言うのかな。 以来家族LINEを新生児の画像や動画が席巻する

        • 2024白露日記

          文学フリマの前日だったから迷ったけど、仕事関係もあって民博へ。大阪に向かう前にいつものカフェで「月刊みんぱく」を読んでから行く。 公開講座と見学会までたっぷり三時間勉強したら、次回作(「台湾土産話」)のモチベが上がり、調子に乗ってミュージアムショップで漁師バッグを買い、行き帰りの電車で本を読み、カフェでも読み、イベントの差し入れも首尾よくいいのが買え、充実の休日。 ↓文学フリマ大阪12についてはこちらに書きました ブースに立ち寄ってくれた後輩が本作りに興味を持っていて、

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        【新刊】『台湾土産話』のこと

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          2024処暑日記

          一番暑い時期は仕事に追われていて、お盆休みは緊急搬送されたりして休んだ気になれず(立秋日記)、また帰省先の地元は毎日天気が悪くて本を読むくらいしかしておらず、まったく夏らしいことができていなかったのだけれど、友人に誘われて一日だけご褒美のようなイベントに遊びに行った。 「太秦江戸酒場~夢夜の盆をどり~」は太秦映画村の世界観で、役者さんたちが目と鼻の先でライブ時代劇(とアドリブ寸劇)をやってくれる中、日本酒が飲み放題、フードの出店も名の知られた店ばかりという夢のようなイベント。

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          2024処暑日記

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          2024立秋日記

          二週間連続六連勤のせいで、この前後を含め、オリンピックの日本バスケの試合を腰を据えて観た、という記憶以外の、主に感情に関する記憶は失われている。職場の人以外に会わず淡々と仕事だけしているとこうなってしまうのだと思う。 ともかく、文学フリマの無料配布のアイデアが降ってきた。 さて明日から夏季休暇、という土曜出勤日は、早く帰っていいよということで職場を追い出され、炎天下に放り出された。「休日前日の仕事終わりにそのまま映画館に入れば一足早く休日感に突入できるハック」を久しぶりに

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          2024立秋日記

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          【覚書・感想】文学フリマ大阪12

          先日は文学フリマ大阪12、ありがとうございました。 2017年の第一回文学フリマ京都から関西を中心に毎年出店してきました。いつものように覚書を書いていきます。 データ出店歴: 文学フリマ参加回数通算14回目(前回:文学フリマ東京38)、個人活動歴8年目 出品: ・『写真集×短歌 イスタンブール旅行記』(2024年最新刊、第2刷) ・『詩集 水の反映』(2023年刊行) ・『詩集 人工島の眠り』(2023年刊行)【完売】 ・『グレート・パンプキン』(ファンタジー)【完

          【覚書・感想】文学フリマ大阪12

          9/8(日)文学フリマ大阪12に出店します! トップページに固定している『【2024年最新刊】写真集×短歌『イスタンブール旅行記』のこと』を更新しました。イベント詳細はこちらをご確認ください。 見本ページや文学フリマ当日の配布物など画像を追加しております。

          9/8(日)文学フリマ大阪12に出店します! トップページに固定している『【2024年最新刊】写真集×短歌『イスタンブール旅行記』のこと』を更新しました。イベント詳細はこちらをご確認ください。 見本ページや文学フリマ当日の配布物など画像を追加しております。

          2024大暑日記

          土曜出勤、日曜休みからのまた5連勤。退勤後にオンラインセミナーを聴講したり、図書館で勉強をしたりと仕事の延長線上のインプットにも余念がなかった。仕事がつまってきて、プレッシャーのいなし方に苦心した部分もある。しかしそういったしんどさよりも、平日に制作できないもどかしさのほうが堪える。 さすがに疲れがあるけれど、中世禅宗からモダニズム建築まで節操なく、かつてないくらい猛烈に勉強しているなか、それが苦ではなかった。建築からみる文学とか、今までにインプットして脳の奥のほうに仕舞わ

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          2024大暑日記

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          2024小暑日記

          きっと雨だろうとろくに予定を入れなかったので、のんびりとした週末。少し物語のことを考える時間もできた。 この「物語」というのはかなり前から自分に久しんでいる世界観のことで、「ゴタンダクニオのルノホート計画」と呼びならわしているもの(「ホドロフスキーのサイコマジック」的な感じで)。 なかなか瞬発的には動かせない企画で、気が向いたときに少しずついじくっている段階だけれど、生涯をかけて取り組みたいと思っている。 月初の楽しみである「月刊みんぱく」が届いたので、いつものカフェで

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          2024小暑日記

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          2024夏至日記

          会社の飲み会で有事。 上の人たちが参加しない気軽な会で、今回はわたしの歓迎会ということで一応部長たちにも声を掛けたようだが、都合が合わないとかで参加されなかったので気楽に臨んだ。 宴もたけなわという頃、主催者が「部長からゴタンダさんに文を預かっています」と言って三つ折りの紙を取り出した。 ふみ? 「ゴタンダさんは歌をされるんですか? 自分は学がないのでこのままお渡しさせていただきます」 …うた? 恐る恐る紙を開くと、そこには部長から「あなたには期待しています」という解説付きで

          2024芒種日記

          仕事中、突然(そうだ『源氏物語』読まなきゃ)と思って誰の訳で読むべきか検討している。金曜の夜は仕事終わりに文博へ。 月曜から少し調子が悪く、土曜の朝に洗濯物を干しながら、自分はいったいどうしてこんなにがんばれてしまうんだろう?などと考えた。内面を厳しめに見つめなおすと、結局は過去に対する報復性を認めることになる。あのときの自分を評価しなかった人に、「もうわたしはそんなところにいませんよ」と言うために走り続けているかのようだ。 昔しんきろうの読書会で『ぼくと〈ジョージ〉』をや

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          2024芒種日記

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          2024小満日記

          土曜出勤やら東京行きやら文学フリマやらで休日も入れて2週間くらいフル稼働している。休日とは…? 日々の睡眠で一応毎朝回復はしているけれども、防御力が0というか。文フリの後もアトリエの作品が通販で出てくれたりして、本当に休む間がなかった。 実家が作っている自家製黒にんにくを毎朝お守りみたいに摂取しながら、どうにかこうにかやっているかんじ。 仕事のほうは担当書の刊行が延びるという憂き目にあったけれど、時間をかけられてよかったと思うことにする。そうでなければそもそも4か月で1冊つ

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          2024小満日記

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          ひとつ前のポスト「【覚書・感想】文学フリマ東京38」に、当日配布した無料配布(近刊案内『台湾土産話』内容見本)のカラー版(サンプル)を公開しました。台湾気になる方はぜひ~(拡大してご覧ください)

          ひとつ前のポスト「【覚書・感想】文学フリマ東京38」に、当日配布した無料配布(近刊案内『台湾土産話』内容見本)のカラー版(サンプル)を公開しました。台湾気になる方はぜひ~(拡大してご覧ください)

          【覚書・感想】文学フリマ東京38

          遅くなりましたが先月の文学フリマ東京38、ありがとうございました。 2017年の第一回文学フリマ京都から関西を中心に毎年出店してきまして(コロナでの中止を除く)、13回目の出店にして初めて東京会場に参加してみました。いつものように覚書と、前日入りの記録のことなど書いていきます。(「月岡芳年 月百姿」(太田記念美術館)に行ってきました!) データ出店歴: 文学フリマ参加回数通算13回目(前回は文学フリマ広島6)、個人活動歴8年目 出品: ・『写真集×短歌 イスタンブー

          【覚書・感想】文学フリマ東京38

          2024立夏日記

          子どもの日は友人に誘われたクラフトビールのイベントへ。夏かというくらい暑く、ビールが美味しく飲めて最高だった。前の日の夜も深酒をしたのだけど、焼酎にしたから二日酔いもせず、元気いっぱい楽しんできた。 こういうイベントが好きなのは、昼から飲むためだけに予定を空け、事前にきちんとチケットを買い、わざわざ集ってくるたくさんの大人たちの姿を見ながら飲める部分も大きい。彼らとは酒を飲む楽しみの解像度が似ていると思う。こどもの日だったけど、大人ってこういうところがいいんだよね。(でもこど

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