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kyatapy
また、同じ夢を見ていた [読書感想文]
ここに書く内容はネタバレありです。
わたしの幸せとはなんだろう?
そんな大きな問いを与えてくれた話だった。
「いる」こと
菜ノ花はとても強い女の子だ。自分の意思を、他人の目を気にすることなく表明できる。しかし、まだ小学生の彼女は自分のその聡明さで他人を測ってしまう。
それは大人でもやってしまうときがある。自分の杓子定規を相手に当ててしまう。否定をするのでも、下に見るのでもなくありのままを眺めることは難しいから。
アバズレさんが傷ついて泣いてる菜ノ花の隣に座って手を繋いであげたように、「いる」ことは思っている以上に助けになるし、安心する。
友達が困っているとき、悩んでいるときにできることはその人の行動を補正することではなく、その人の考えを整理してあげることだ。その人が置かれている状況を客観的に観てあげる。そして隣に「いる」こと。さらに言えば、おいしいフィナンシェをあげること。
それが相談された側のできる最大限のことではないだろうか。
そんなことをアバズレさんとおばあちゃんから教わった。
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子ども心
いつまでも子供でいたい。
そう思いつつも、すれ違った人にあいさつしないようになるし、悪いことをしても「ごめんなさい」が言えなかったり、良くも悪くも器用に生きれるようになってしまう。
いつ人はそんな器用貧乏な大人になるのだろう。
「大人はどうしてか、子どもに挨拶はきちんとするように教える癖に、挨拶をされると変な顔をする人がほとんどなのです。」
この菜ノ花の言葉にはギクっとさせられた。
いただきます、ごちそうさまを言うこと、あいさつをすること。
子ども心とは、コンディショナーのようなものだ。
なくてもいいけど、あったほうが綺麗になれる。
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人生とは、安いイチゴのようなものだ。
一期一会(ん)。出会いこそ人生なのだ。
無理矢理すぎるか、、、、(笑)
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