見出し画像

姫路市 書写山圓教寺 西国三十三所の本尊が見られる参道と舞台造りの魔尼殿編

この日の姫路市は雪の降る日でした。
それでも寒すぎない日であり、薄めのダウン素材の上着だけでも十分寒さからは身を守れました。私はマフラーとかいらなかったなぁ。

1.アクセス


JR・山陽姫路駅 10番乗り場 書写山ロープウェイ行き 終点下車
(所要時間約30分)

私はGoogleマップを頼りに行ったのですが、ちょっと失敗した話を。
マップの表示では「書写ゴルフ場前」というバス停からでも歩いて行けると書かれており、バス時間としてもそちらの方が早くバスに乗車できそうだったのでそれで向かいました。

書写ゴルフ場前にておりましたが、ロープウェイっぽいものはなく、マップでも徒歩5分で圓教寺に着くとありますが全くその気配もなく…。

結局、ロープウェイ乗り場までバスで来た道を戻る形で約30~40分歩いてロープウェイ乗り場まで行きました。

ゴルフ場前のバス停に行く4~5つ前くらいのバス停に「横関」というバス停があり、そこで降りて10分ほど歩けばロープウェイ乗り場まで着けたみたいでした…。

ちゃんと調べるって大切ですね笑


2.参道

この時期圓教寺は閑散期なんですって!
ロープウェイの係員さんが教えてくださいました。
なので、ロープウェイや施設設備のメンテナンスはこの時期に行われることが多いそうです。
ただ、閑散期だからこそ人が少ないためゆっくり見られる時期であると思いますとも教えてくださいました!
閑散期に行かれる際は公式HPなどでメンテナンス状況を見てから参拝されることをお勧めします!

ロープウェイは往復で1000円、15分に1本運行でした。


ロープウェイで登り、降り立つとまずこちらに出ます。

最澄の言葉「一隅を照らす」の碑がお出迎え

この写真奥の白いテントのあたりに入場口があり、拝観料をこちらでお渡しします。
・大人 500円(中高生以下無料)

拝観料払った先からいよいよ本格的に参道がはじまります!
私は写真を撮りながら登って行ったのですが、約20分程で着きました。

参道の始まり

魔尼殿までのシャトルバスもここから出ているそうなので、歩くのしんどい方・利用したい方はぜひそちらも!


そして歩いて登る参道はこんな道をひたすら登っていく感じです。
道自体は歩きやすく整えられた土の道を歩いていきました。
でも、それなりに傾斜があるのでちょっと大変でした。



圓教寺のこの参道では「西国三十三か所」のお寺、すべてのご本尊が道の両脇に並んでいるそうです。

第一番 那智の滝の所にある青岸渡寺のご本尊
第五番 葛井寺のご本尊 千手観音


秘仏になっており、現地に赴いても見られないご本尊もここだと見られる!ということで参拝される方もいらっしゃると、これもまたロープウェイの係りの方が教えてくださいました。

ちなみに余談ですが、
以前東京国立博物館で催されていた仁和寺と御室派の展示にいったのですが、その時にこちらの千手観音も展示として来ていて(?)本物を拝見したことがありました。

「また会えた!」と、まさかの姫路での再会にちょっと嬉しい気持ちに。


参道登り切った所からの景色


3.境内

仁王門
仁王門の「しょしゃ寺」
十妙院
十妙院 塀
ここを下がっていくと魔尼殿
護法石
説明書きにも書いてありますが、弁慶がこの石でお手玉していたらしい


魔尼殿!
かっこいい!!!!!!!

4.魔尼殿がなぜ舞台造りなのか

この堂の創建前、天人が桜樹を礼拝するのを見て、上人が根のあるままの生木に観音像を刻まれました。
そのために岩山の中腹に舞台造りの建物となりました。
書写山圓教寺 公式HPより


舞台造りのお堂って、自分自身すごく惹かれるみたい。
なんでだろう。

清水寺もそうですが、浜松の方広寺佐渡の清水寺(せいすいじ)奈良の東大寺の二月堂も凄くテンションが上がったな。


4.御朱印

魔尼殿の中でこちらいただけました。
いただける御朱印の中には金色の散華のような台紙に書いていただけるものもあったような…。気のせいかな。


魔尼殿へ昇る階段下


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?