日記7/8：ここに根を下ろす

お風呂に入っていると、立て続けに蜘蛛とゴキブリに遭遇して、すっかり参ってしまった。

蜘蛛は普段、見つけてもあまり怖がらないけど、今日のは怖かった。

壁をぐるぐると歩き回るし、大きさも5センチくらいはあった気がする。

隅っこに巣を張ってジッとしている蜘蛛は良いけど、歩き回って、いつぶつかるか分からない蜘蛛は無理。

ゴキブリはもっと動きが予測できないから無理。

今日はいなかったけど、蛾とか蝶々が一番無理。

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気を取り直すために、今日もヒュナム洞書店を一話読んだ。今日は根を下ろすことについてのお話。

自分のことに置き換えてみると、私はこの町に根を下ろせていないなと思った。

水の中の油みたいに、分離しているように感じる。この町に、5年もいるなんて信じられない。いつも、周りから浮いているように感じる。

初めは、根を下ろそうとも思っていなかった。

数年で引っ越すつもりだった。

そうもいかなくなって、戸惑っている。どこにも根を下ろすつもりはなかったし、ここが住みやすいとも感じられないから。

彼といると、少しだけ、周りと私の境界が和らぐ気がする。そういう時、ちょっと幸せだなと感じる。

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今度、バルサンをしようと思う。

何もかも、リセットしたくなった。私の治したい考え方の一つ。