「THE DESK」
人の机の写真を見るのが好きだ。
インテリア系の雑誌や本を見ると、リビングよりベッドルームより、書斎や机の写真をじっと眺めてしまう。
そんな私が、この本を買った。
「THE DESK」
楽天マガジンで一部を読むことができ、読んでみたら興味がわいた。
ちょうど今キャリアコンサルタント資格の勉強をしている身として、どうやって勉強に集中できる机作れるかが気になっている。
その気になって満足するだけ、と思っていたけど、書店で実物を読んで気に入ったので、kindleで購入した。
この本の面白いところは、単に机の写真だけでなく、その机の持ち主がどんな動機で、どんな学びを行うようになったのかも詳しく書かれているところ。
仕事に関係する学びもあれば、関係ない学びもある。
そのことをきちんと肯定してくれるのがいい。
学ぶ動機は人それぞれだし、それでいいじゃない、という感じ。
リカレント教育とか、声高に叫ばれているけど、心なしか、仕事につながる学び、収入を上げるための資格に重きが置かれているような気がする。
でも今勉強をしておもうのは、勉強は大変だけど、楽しいものだ、ということだ。
特に今やっているキャリアコンサルタント試験については、先に学んだ産業カウンセラーと同様、自分の興味のある分野である、ということを実感している。
単に資格をとるだけではなくて、これからの自分のキャリアを見つめ直すためのいい機会につなげたい、と最近強く思うようになった。
でも、会社から疲れて帰ってきたり、休日をのんびり過ごせないのが、ちょっとなあと思ったりすることもある。
そういうときは、「THE DESK」を読んで楽しい気分を回復させて、気を取りなおして机に向かう。
そういう使い方があってもいいんじゃないかと思う。
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