ごりみ

エンジニア26歳(当時)。図書館大好き文学っ子。弟が障害を抱えるきょうだい児。 きょう…

ごりみ

エンジニア26歳(当時)。図書館大好き文学っ子。弟が障害を抱えるきょうだい児。 きょうだい映画「ふたり~あなたという光~」製作スタッフ。シネマローグモデレーター。 ポジティブもネガティブもあっていいのよ。「普通」って何?と悩む人へ。 まずは、「きょうだい*まとめ」を見てね。

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    きょうだい映画『ふたり~あなたという光~』感想レポです!映画との出会いからみっちり語ります。

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「きょうだい児」が”自分の人生”を始めるために

今日は8月31日。 いつものように仕事も終わり。 いつの間にか、夏も終わり。 少しだけ勇気を出して・・・ 自分自身の生い立ち、「きょうだい児」について、お話ししたいと思います。 「きょうだい児」ってなに?最近はメディアで取り上げられたり、支援団体もできているので、もしかしたら耳にしたことがあるかもしれません。言葉自体はじめて知った、という方も沢山いると思います。 「きょうだい児」は、障がいや病気をもった子の、兄弟姉妹のことを指します。私自身、自分がこれに当てはまる

    • 今はもう書くことがないので、投稿がないですが、今でも3年前の記事にいいねを押してくださる方がいるので、誰かの何かの役に立っているならばと、公開にしています。大事な家族ができたりして、また困難にぶち当たったら、きっとまた、書きたくなると思います。だから…皆さんフォローはそのままで!

      • noteありがとう。自分の過去をここに書き溜めたのが、3年も前のことだけど、なんか気力が足りないなって時に、たまに自分で読み返して、また頑張ろうって思える。不特定多数の人に読んでもらえてるのも、過去を昇華できたポイントだと思う。一人のメンターよりも、複数人の読者が良い場合もある。

        • 図書館は、私の心理的安全スポットだった

          最近、なかなか図書館巡りができず・・・ 素敵な図書館集を見て、ひたすら思いをはせています。 写真は、私の図書館画集コレクションの一部です。 世界中の、夢のような図書館、ちょっと変わった図書館などが紹介されてます。 なぜ私が、写真集を集めるほど、こんなにも、図書館に愛情を注いでいるのか。 今回は、私と図書館とのつながりについてお話ししたいと思います。 (最下部に、3分プレゼンにチャレンジした時の録音を貼っておきます。※note記事未公開情報もありです!) ***

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        「きょうだい児」が”自分の人生”を始めるために

        • 今はもう書くことがないので、投稿がないですが、今でも3年前の記事にいいねを押してくださる方がいるので、誰かの何かの役に立っているならばと、公開にしています。大事な家族ができたりして、また困難にぶち当たったら、きっとまた、書きたくなると思います。だから…皆さんフォローはそのままで!

        • noteありがとう。自分の過去をここに書き溜めたのが、3年も前のことだけど、なんか気力が足りないなって時に、たまに自分で読み返して、また頑張ろうって思える。不特定多数の人に読んでもらえてるのも、過去を昇華できたポイントだと思う。一人のメンターよりも、複数人の読者が良い場合もある。

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          役割だけの人生は、生への執着を生まなかった件。閲覧注意

          明日私はこの世にいないかもしれない。解放される日まで、役割を全うしよう。 もし、そんな風に考える子どもがいたら、わたしはぎゅっと抱きしめてあげたい。 それは、「過去の私」かもしれないから。 ・・・ 今日もちょっとだけセンシティブな内容ですので、お化け屋敷にはいるぐらいの気合いで読んでください。いつでも途中退出可です♪ それでは、はいりますよー *** 私は、去年のこの投稿をきっかけに、過去を完了させる自分プロジェクトをはじめた訳ですが、 約10ヶ月経った今も、

          役割だけの人生は、生への執着を生まなかった件。閲覧注意

          私の「なまえ」を、大声で叫んで呼びかけてくれた、あなたへ。

          ごりみです。 今回は、ある人に向けたメッセージです。 それは、今でも時々思い出す、 あのとき、私の「なまえ」を、大声で呼びかけてくれた・・・  私のこれまでの人生を語るには、どうしても外せない、8年間付き合っていた、元パートナーです。 もう何年も、連絡を取っていませんが、「感謝を伝えられずにいる」もやもやした気持ちがずっと心の隅にあったので、今回この場で、掘り起こしてみました。 今回の話は、完全に自分の中で、昇華させるためだけに書いていますが、「恋愛依存・共依存」に陥

          私の「なまえ」を、大声で叫んで呼びかけてくれた、あなたへ。

          私は「きょうだい児」でもないし、「ヤングケアラー」でもないと思っていた件。

          こんにちは!ごりみです♪※今回は超大作です。 先日、4月10日「きょうだいの日」に行われた、第1回インスパイアラーズフェス(~ソーシャルグッドな映画祭&パネルディスカッション~)にご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました! フェス運営に携わらせて頂いたごりみでしたが、私自身、きょうだい映画「ふたり~あなたという光~」との出会いから、このインスパイアラーズプロジェクトにジョインし、活動するなかで、大きく認識が変わったことがあります。 それは、 「わたしも、ヤン

          私は「きょうだい児」でもないし、「ヤングケアラー」でもないと思っていた件。

          きょうだい映画『ふたり〜あなたという光〜』自分との対話*感想シェア②

          いよいよ本題へ!「きょうだい」当事者から見たこの映画の内容について、感想シェアしたいと思います。※※※ネタバレ注意※※※ 映画『ふたり〜あなたという光〜』は、障がいのある兄弟・姉妹を持つ「きょうだい」の物語にスポットを当てた映画です。映画製作にはクラウドファンディングが起用され、私はその支援者向けに行われた上映会に参加しました(2021/2/11)。 今回はこの「きょうだい映画」を見て感じたこと・揺さぶられた思い・呼び起こされた記憶を語ろう!というテーマで綴った、シリーズ

          きょうだい映画『ふたり〜あなたという光〜』自分との対話*感想シェア②

          ≪番外編≫きょうだい映画『ふたり〜あなたという光〜』上映当日の心境*感想シェア*

          心の準備をする間もなく迎えた上映当日。自分にもこんなに「感情」というものがあったのか・・・と思うぐらい心を揺さぶられました。 映画『ふたり〜あなたという光〜』は、障がいのある兄弟姉妹を持つ「きょうだい」の物語にスポットを当てた映画です。映画製作プロジェクトでは、クラウドファンディングによる支援者を募り、2/11(木)にはその支援者向けに、初回上映が行われました。 私ごりみも、きょうだい当事者としてこれは見逃せない!という思いでクラウドファンディングに協力し、初回上映会に参

          ≪番外編≫きょうだい映画『ふたり〜あなたという光〜』上映当日の心境*感想シェア*

          きょうだい映画『ふたり〜あなたという光〜』との出会い*感想シェア①

          人生で初めて「クラウドファンディング」に参加し、私も支援をさせて頂いた「きょうだい」映画制作プロジェクト。先日2月11日(木)、クラファン支援者向けに行われた、舞台挨拶+上映会に参加しました。 初回上映に先駆けて公開された予告ムービーを見ただけで、涙がこらえきれなかったごりみでしたが、本編の映画は正直予想を遙かに超えていました。そこで今回から!シリーズに渡って、ネタバレしない程度に感想をシェアしたいと思います。 第1弾の今回は、私がこの「きょうだい」映画制作プロジェクトに

          きょうだい映画『ふたり〜あなたという光〜』との出会い*感想シェア①

          母娘共依存 - 友人からのサプライズは人生最高の誕生日(後編)

          誕生日というのは、年に一度やってきて、否応なしに、自分自身を見つめる機会になります。 今年は祝ってくれる人がいるとか、いないとか。 今年はそんなの忘れるぐらい、仕事に熱中できたな、とか。 ~~本編は、誕生日忘却事件の続きになります。~~ 「母娘共依存」前編をご覧になっていない方は、こちらから。 誕生日忘却事件のその後母は、いつも、私のことを誇りに思ってくれていました。 人前で私のことを自慢する母に、私は「そんなことないよ」と言いながら、どや顔していたのだと思います

          母娘共依存 - 友人からのサプライズは人生最高の誕生日(後編)

          母娘共依存 - 私の喜びが母の喜びと思っていたあの頃(前編)

          もうあと10日で、26歳になろうとしています。 つい先日、ようやく実家から独立する事ができました。 一人の時間を存分に味わっている今、改めて自分について、見つめ直したいと思っています。 今回は、親子の「共依存」について、脱却するきっかけになった実体験をお話ししたいと思います。 家族の問題と子ども時代私は子どもの頃から、周囲に助けを求めたり、自分の意見を伝えることが苦手でした。 私の家族構成はこんな感じ。 単身赴任の父、難病を患う弟、ひとりで問題を抱えようとする母。

          母娘共依存 - 私の喜びが母の喜びと思っていたあの頃(前編)

          被害者意識かぁ…自分にもあるのかもしれない。自分がマイノリティである事を受け止められず、被害者かのように平等を訴え、結果自分の願望を他人に押し付けてしまう…。自分には、マイノリティを楽しむ余裕はまだありません。ただ少しずつオープンにする事で、客観視はできるようになったのかなぁ。

          被害者意識かぁ…自分にもあるのかもしれない。自分がマイノリティである事を受け止められず、被害者かのように平等を訴え、結果自分の願望を他人に押し付けてしまう…。自分には、マイノリティを楽しむ余裕はまだありません。ただ少しずつオープンにする事で、客観視はできるようになったのかなぁ。

          私は私のために何をしてきたのか

          昨日、1Kの賃貸物件を見てきました。 生まれて初めて実家を出て、一人暮らしをするためです。 私は、私のために、一人の時間を作ることを決心しました。 *** 空虚な人間ができるまで 少しだけ特殊な家族・弟を持ったことから、私はこれまで一生懸命、「お姉ちゃん」を演じてきました。 (私の背景について、事前に詳しく知りたい方がいらっしゃれば、こちらも合わせてご覧ください。) 自分はお姉ちゃんなんだから・・・ お母さんを、安心させてあげるために、、、 そんな思いで、

          私は私のために何をしてきたのか

          たまごまる杯の受賞以来、沢山の方にスキして頂いたり、コメントまで頂いたりして、これまでにない気持ちの一週間でした。なかなか自分から人と交流を持てないので、これを機に他の受賞者さんと相互フォローできたりして、とてもとても嬉しいです。気軽に絡んで頂けると、非常に助かります・・・!!!

          たまごまる杯の受賞以来、沢山の方にスキして頂いたり、コメントまで頂いたりして、これまでにない気持ちの一週間でした。なかなか自分から人と交流を持てないので、これを機に他の受賞者さんと相互フォローできたりして、とてもとても嬉しいです。気軽に絡んで頂けると、非常に助かります・・・!!!

          図書館 "生きる"を感じる場所

          私は図書館が大好きです。 これ言うと、だいたいポカンとされます。 図書館なんて、暇を持て余したご老人が行くような場所なんでは?と。 確かに、利用者は高齢の方が多いです。 もしくは、受験勉強中の学生たちか。 私はそのなかに混じりながら、北から南まで全国47館の図書館を訪ね歩いてきました。   なぜ、25歳のワカモノ女子が、図書館に魅了されているのか。 それは、私自身、図書館に何度も救われた経験があるからです。 図書館とは?まず、公共図書館と呼ばれるものには、都

          図書館 "生きる"を感じる場所