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【#007】食と野良犬(東南アジア)

 今回はベトナムorインドネシアに住んでいた時の経験から、食に関して気をつけた方が良いことについてまとめたいと思います。

1)屋台で陳列されているパン類


 東南アジアでは、小さな屋台が道路沿いにずらーっと並んでいる光景はテレビで見たことのある方も多いと思います。

 ベトナムにも屋台があり、即席の串揚げ類やソーイと言われるソースかけご飯など、様々なものが売られています。その中で、手軽に食べられる"パン類"には気をつけた方がいいことを学びました。

 ある日、お腹が空いたので真っ暗闇の中を歩き、唯一開いていた小さな屋台でパンをいくつか買いました。

 確か、ウインナーパン、チーズパン、トーストを買って帰りました。味はよくも悪くもないと言った感じ。が、安いので文句は言えません。(大きなサイズのパンが3つで100円程度)

 ただ翌日、一日中腹痛に悩まされたのです。

 その後分かったのが、屋台で売られているパンは朝からずっと外で並べられており、夜にあるものはその売れ残りの可能性もあるとのこと。その場合、日中は直射日光にあたった環境で放置されているため細菌が増える。

 アチャー、、まあこれも良い勉強だと、ポジティブに捉えました。

屋台で何か買う時は、

・その場で油で揚げてもらう串揚げ類

・保温されている炊飯器に入ったご飯を使う料理

・フライパンで火を通す料理

・パン類は朝のうちに買う

 まだ日が浅いうちは、上記のことを心に留めておいた方が良いかも知れません。

2)みずみずしいフルーツとかき氷


 これはインドネシアでのこと。街を歩いていると、道沿いで美味しそうなフルーツやかき氷が売っています。南国なので外は暑いです。ついつい、みずみずしくて美味しそうなフルーツやかき氷には手を伸ばしたくなりますよね。

 で、ここで気をつけておいた方がいいのは水です。

 よく旅行ガイドブックにも水には注意と書かれていたので、なるべくトライしないようにとは思っていました。

 ただ、生活にも慣れてきて余裕ができてくると、何事も経験という軽い気持ちで食べてしまったのです。

 幸い、私は食べても何の問題もなし。

 しかし、同じく食べた友人はその後お腹を壊し、また上司もこれが直接的な原因かは分かりませんが、後日腸チフスになったのです。

 田舎の小さな病院では対応ができないということで、結局痛みを堪えながら電車でガタゴト揺られ3時間以上ゆられ、都会の病院に行ったそうです。

 リスクをとるかとらないか、最終的には自己責任の話になりますが、一般的に注意すべきと言われているこについては、やはり慎重に行動するのがベターですね。

3)個人飲食店


 ベトナムはフォーが美味しいことで有名ですね。私も来た当初はよく近くのフォー屋に行っていました。当時20,000ドン(=約90円ほど)で食べることができました。

 ただ、そのお店には野良犬が結構入ってきたのです。外と内を仕切る扉はなく、犬も簡単に入ってこれたのです。

 そして、問題はこの後です。

 こういうお店では、お客さんが使ったお皿やコップ、お箸などは、一旦地べたに置かれた大きなバケツの水につけておき、その後洗い物をするという流れです。

 そこへ、外から入ってきた野良犬がお皿やコップをペロペロしていたのです。(写真参照)

 これは衛生的に絶対良くない!

 それまでは、店員のおじさんが濡れた手を自分のズボン(そんなに綺麗ではない←失礼)で拭いてから、鶏肉を素手で触って、切っているのを見た時はまだ、まあいいかと流せました。

 しかし!今回の件はNGでした。

 特にお腹を壊すなどはなかったものの、周りの人にも情報をシェアし、なるべくそのお店には行かないようにしました。

 心がける事としては、

・外と内の建物が壁や扉で仕切られている飲食店を選ぶ

・野良犬がうろついていないエリアのお店を選ぶ

 こうすることで、野良犬が保有しているウイルスに感染するリスクを減らすことはできます。

 ご参考になれば幸いです。

読んで頂きありがとうございました。

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