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ねぇ いつもそばに居たいのは この胸の中 流れる 感情に波を打つ 静寂 あと少しの 言葉が …
雨音の滴る 澱んだ風景 時雨さめざめと 吹き付ける 陰鬱な風雲 行燈の陰 灯る 黄昏の時間に 妖…
塞ぎ込んだ夜には そう 充ち満ちる海原に 手を伸ばす さざ波を遡行し 夢半ばの刻 静寂の音 波…
もしも ねぇ こんな夜には 明けないはずの空に 願いを込めて 眠れない時間だけが 澱みなく透き…
駆け巡る 森の中を 逡巡する心 踊る足に絡み付く想い 深緑の波が まるで蠢くように 騒めく…
差し伸べた手 まるで 深く呼吸するように 沈んで行く この身体から 溢れ出すものは そう …
淡く 色めいた肌に 沿わせる 月の満ち欠け 放心の眺め そっと触れて さあ 見違えるように 煌めかせた この星空 感じて どうか 瞳の奥に 秘めたる想いを 気にかけて いつもは 不満足だったから そう 今夜だけはきっと そんな嫌な気持ち 感じたくないから その甘い声で この心 ときめかせて ねぇ もっとあなたの事 知りたいから ねぇ どうしたらいい? 月の満ち欠け 放心の最中 溢れるばかりの声 どうして? その甘い声で この心 ときめかせて ねぇ もっ
光の中へと 落ちて行く 輝く流星を抱いて 遥かな夜空を 駆け巡る 絡まった糸 優しく抱いて …
打ち付ける 水の音 響き 沁み渡る 心の奥底へ 辿り着いた この未知なる世界に 産声を上げた …
踊る 罪滅ぼしの涙 波のリズムに乗りながら 自由に ただ螺旋を描く ゆらゆらと 歪められた鏡…
せせらぐ 川の流れに身を浸す 心穏やかな 時雨に降られて 送り出す あなたの背中に 施しの合…
しっとりと香り華やぐ 夜の花 ねぇ 震えているの? 空に映る星々の輝き こんなにも 寂しい夜に…
繰り返す 同じ時間を 過ごす ただ直向きに 走り抜けた 走馬灯のような 淡い 季節の移り変わり…
意識の奥深くに のめり込む 隠された秘密 解き明かして欲しい 心の奥深くに 溢れる この感情を 触れた指先に 走る 頽廃の息 それは幾つもの 夢の果てに 潰えた 花々の楽園 ねぇ どうして? 抱擁した あなたの身体 沁み込む冷たさに 抱え込んだ心 堕ちて行くの? ねぇ 抱擁して…? どうか あなたの身体に 滲む 淋しさ 頽廃の影に写る 甘い接吻を 頂戴? そう 赤い果実が揺れて 煌めくその涙に 潰えた夢の痕が この胸に滴るから 触れた指先に 感じる 色めく吐息 そ