トイレの神様は、いつもあなたのことを見ているに違いない。

あなたの行いで、良くも悪くもなる。
それが顕著に表れる場所。
それこそが、トイレです。
そこには、うすさま明王というトイレの神様がおいでになるのです。

映画『千と千尋の神隠し』にもあるように、日本には八百万（やおよろず）の多種多様な数多く神が存在していて、何処にでも神様はいると信じられています。これは、古来からの日本人ならではの独特の考え方のようです。

その証拠に、疫病神や貧乏神といった神様？なのかと疑いたくなるような
神様もおいでになります。

何年か前に植村 花菜さんによる『トイレの神様』という歌が流行りました。歌詞には、トイレを綺麗にしたらべっぴんさんになるとあり、植村 花菜さんが美人だっただけに、説得力のある歌になっています。

トイレの神様のご加護やご利益はこんなものではないと思うのです。
それは、トイレの神様はとても徳の高い神様と言われているからです。

その昔、神々が集まって、それぞれが司る場所を決めた時、
トイレは汚いからと誰もが嫌がった。
しかしながら、トイレは絶対必要で不可欠な場所。
その神様は最後に残ったこの場所こそが自己の役割にふさわしいと快く引き受けたそうです。

そのため、トイレを綺麗にする人には神様がちゃんと見ていて、
運を授けてくれるといわれているのです。

私はトイレの神様は、本当に存在すると信じています。
買い物や食事などで出かけた際に、たまたま入ったお店のトイレが
汚かったりすることがありました。
すると、
私はそのお店には二度と行かなくなるのです。

不思議なのですが。
その時はお店がいくら繁盛していても、
しばらくすると、
そのトイレが汚いお店は、閉店などの悲しい憂き目にあっているのを
何度も見てきました。
そのたび、あぁ～やっぱりと思うのです。

たかがトイレ。されどトイレ。

トイレは儲けに直接関係ない、むしろ、無料のサービス提供でありますが、
だからこそ、そのお店の本質が見える場所なのだと思います。
トイレの汚いお店は、結局、そのお店がそれだけ手を抜いているという証拠なのだと思うです。

チョッぐらいかまやしないだろう。
10パーセント手を抜いているつもりが、実は９０パーセントの損をしていることに気づいていないのだと思います。

一流といわれるお店ほど、お客様を思う気持ちが至る所に溢れていて、
特にトイレにかける情熱はけた違いのように感じます。
さすがだと、感動さえ覚えたことはありませんか？
一流のお店だからトイレがキレイなのではなく、
トイレがキレイだから一流なのです。


少し古い本ですが、
ディズニーのそうじの神様について書かれた本にもありました。

それから、
私は高齢の両親の為にトイレをそうじするとき、トイレの様子で両親の体調が分かることがあります。そのおかげで、大事に至らなかった事が何度もありました。


トイレの神様は、金運や美だけでなく、健康をも、もたらしてくれるのだと思います。

信じる信じないは別として、
そうじの際に、トイレの神様に唱えるといい呪文があるそうです。

「オン・クロダノウ・ウン・ジャク・ソワカ　
うすさま明王様、いつもありがとうございます」

人の嫌がるトイレをきれいにすると、心も美しくなり、
心がピカピカだと、笑顔になるようです。

笑う門には福来る。

あと、トイレの蓋は閉じておかないとお金が逃げていくといわれています。

トイレをそうじするだけで、これほど簡単に幸運がもたらされるのならば
やってみる価値ありです。
是非、お試しあれ。🤗

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

笑う門には福来る