Jun

理学療法士/歩行セミナーレポート発信中

Jun

理学療法士/歩行セミナーレポート発信中

最近の記事

CPGや脊髄機能を臨床に活かす考え方 レポート③

こちらは、歩行ナイトセミナー「CPGや脊髄機能を臨床に活かす考え方」のレポートになります。 「まずは基礎から知りたい!」、「動画の内容を簡単に知りたい!」という方におすすめです。 前回のレポートはこちら!➡レポート② 今回は【Ⅰb促通】から解説していきます。 10.Ⅰb促通 下腿三頭筋が収縮すると、腱紡錘が伸長されます。腱紡錘からの情報はⅠb線維を介して脊髄に送られます。歩行中は荷重がかかっているため、抑制されずに促通されます(※)。よって下腿三頭筋の収縮力が強まり、強

    • CPGや脊髄機能を臨床に活かす考え方 レポート②

      こちらは、歩行ナイトセミナー「CPGや脊髄機能を臨床に活かす考え方」のレポートになります。 「まずは基礎から知りたい!」、「動画の内容を簡単に知りたい!」という方におすすめです。 前回のレポートはこちら!➡レポート① 今回は【脳とCPGの関係】から解説していきます。 5.脳とCPGの関係歩行時は脳からの情報が脊髄に伝わると、脊髄内のCPGが賦活し、筋活動パターンの中で動作が行われます。 脳卒中ではCPGが障害されることはありませんが、CPGに情報を伝えている脳内でなん

      • CPGや脊髄機能を臨床に活かす考え方 レポート①

        こちらは、歩行ナイトセミナー「CPGや脊髄機能を臨床に活かす考え方」のレポートになります。 「まずは基礎から知りたい!」、「動画の内容を簡単に知りたい!」という方におすすめです。 前回の復習はこちら!【支持性に必要な歩行に関わる脳内機構】 ➡ 【レポート①】  【レポート②】  【レポート③】 はじめに 歩行を学ぶ上で一度は聞いたことがあるCentral Pattern Generator(CPG)という機能ですが、この知識を臨床に活かせていますか?今回はCPGの機能を紐

        • 支持性に必要な歩行に関わる脳内機構〜筋緊張コントロールの神経システム〜 レポート③

          こちらは、歩行ナイトセミナー「支持性に必要な歩行に関わる脳内機構〜筋緊張コントロールの神経システム〜」のレポートになります。 「まずは基礎から知りたい!」、「動画の内容を簡単に知りたい!」という方におすすめです。 前回のレポートはこちら!➡レポート② 今回は脳内機構の役割から解説していきます。 11.脳内機構の役割脳内機構から正しい情報を送ることで脊髄機構が働きます。脊髄機構が正常でも、脳卒中等で脳内機構が障害されると思うように筋肉を使えません。歩行では筋肉の張り具合(

        CPGや脊髄機能を臨床に活かす考え方 レポート③

        • CPGや脊髄機能を臨床に活かす考え方 レポート②

        • CPGや脊髄機能を臨床に活かす考え方 レポート①

        • 支持性に必要な歩行に関わる脳内機構〜筋緊張コントロールの神経システム〜 レポート③

          支持性に必要な歩行に関わる脳内機構〜筋緊張コントロールの神経システム〜 レポート➁

          こちらは、歩行ナイトセミナー「支持性に必要な歩行に関わる脳内機構〜筋緊張コントロールの神経システム〜」のレポートになります。 「まずは基礎から知りたい!」、「動画の内容を簡単に知りたい!」という方におすすめです。 前回のレポートはこちら!➡レポート① 今回は歩行において、脊髄機構のもう1つの働きである【Ⅰb抑制/促通】から解説していきます。 6.出力系の働き②【Ⅰb抑制/促通】手足を動かす時に筋肉は収縮します。同時に骨と筋肉をつなぐ腱は引き伸ばされます。腱は伸ばされすぎ

          支持性に必要な歩行に関わる脳内機構〜筋緊張コントロールの神経システム〜 レポート➁

          支持性に必要な歩行に関わる脳内機構〜筋緊張コントロールの神経システム〜 レポート①

          こちらは、歩行ナイトセミナー「支持性に必要な歩行に関わる脳内機構〜筋緊張コントロールの神経システム〜」のレポートになります。 「まずは基礎から知りたい!」、「動画の内容を簡単に知りたい!」という方におすすめです。 はじめに 「歩く」という動作は骨と筋肉だけで成り立つものではありません。どの筋肉をどのように使うか、脳が情報を送っています。今回は脳から筋肉に情報が伝わるまでの過程を、脳内機構と脊髄機構の視点から簡潔に解説します。 ※以下は冒頭部分の動画です。今回は同様の範囲を

          支持性に必要な歩行に関わる脳内機構〜筋緊張コントロールの神経システム〜 レポート①