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CPGや脊髄機能を臨床に活かす考え方 レポート②

こちらは、歩行ナイトセミナー「CPGや脊髄機能を臨床に活かす考え方」のレポートになります。
「まずは基礎から知りたい!」「動画の内容を簡単に知りたい!」という方におすすめです。

前回のレポートはこちら!➡レポート①

今回は【脳とCPGの関係】から解説していきます。

5.脳とCPGの関係

歩行時は脳からの情報が脊髄に伝わると、脊髄内のCPGが賦活し、筋活動パターンの中で動作が行われます。

脳卒中ではCPGが障害されることはありませんが、CPGに情報を伝えている脳内でなんらかの障害が起きるため、正しい情報が伝わらずに筋活動のパターンに問題が生じているのです。

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6.CPGとは

CPGは主動作筋拮抗筋円滑な切り替えを行っています。切り替えにはリズムパターンも関係していて、筋活動のパターンや環境に合わせた自由度の調節にも影響を及ぼします。

股関節の屈伸を例にとると、屈曲時に主動作筋である腸腰筋が収縮します。その時に拮抗筋である大殿筋は弛緩する働きをして屈曲しやすくしています。そこから股関節を伸展すると反対の作用が働き、円滑に股関節の伸展させることができます。

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7.CPGの仕組み

実際の仕組みとしては、Ⅰa反射→相反抑制→Ⅰb促通→反回抑制→脱抑制の5つの流れがあります。正常ではこの流れが無意識で行われています。

次の項目からは歩行で蹴りだしから足を振り出すまで(TSt、PSw、ISw)の下腿の筋に着目して説明していきます。主動作筋を下腿三頭筋、拮抗筋を前脛骨筋とします。

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8.Ⅰa反射 

下腿が前傾することで下腿三頭筋が伸長されます。下腿三頭筋からⅠa・Ⅱ群線維を介して脊髄内の下腿三頭筋のα運動ニューロンに情報が伝わります。筋は伸長された後に反射により収縮しようとします。そこで下腿三頭筋が収縮していきます。

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9.相反抑制

Ⅰa・Ⅱ群線維からは同時に抑制性の介在細胞を介して、拮抗筋である前脛骨筋のα運動ニューロンへ抑制の情報を伝えます。そうすることで、前脛骨筋の収縮力は弱まります。

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今回はここまでです。次回は【Ⅰb促通】から解説していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

次回のレポートはこちら!➡レポート③

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