課題解決のためのクリティカル・シンキング(5)
このnoteについて
先日、GLOBIS Unlimited(英語版)で全てのマイクロラーニングのコンテンツが無料で提供されていました。
その中で、クリティカルシンキングについて学びなおす機会があったので、特にクリティカル・シンキングを使った課題解決のプロセスについて
全5回のnoteにまとめました。
今回はその第5回、最終回です。課題解決のプロセスのうち、HOWにフォーカスします。
HOWを形作る
第1回で、課題とは 現状と理想の間の解消すべき差分 と定義しました。
第2回で、課題の要因を見つけるには outputに着目すべし としました。
第3回で、要因の場所を特定して、優先順位をつけることを目指しました。
第4回で、「原因と結果」から、なぜ?を特定しました。
これまで、WHAT WHERE WHYが特定してきました。
単にそれらの組合せでHOWができるのでしょうか?
HOWをつくるには、
・選択肢をを検討すること
・判断基準を選択すること
・そしてその優先度の検討
が重要です。
選択肢をを検討することとは、例えば
課題に対して
・システムを変えるのか
・運用を変えるのか
を検討すること
判断基準を選択することとは、例えば
選択肢に対して、
・高価でないこと
・すぐにできること
を検討すること
そして判断の優先度を形作るに当たって重要なのは、
ゴール(=理想の状態)はなんだったか?をもう一度確認することです。
なぜならば、人は元のゴールを見失ったとき、違うゴールにたどり着くための解決策を勝手に作り出してしまうからです。
以上、課題解決のためのクリティカル・シンキングでした。
では、解決すべき課題がそもそも何かわからない(理想の状態が見えていない)場合にはどのようなアプローチをとるのがよいのでしょうか?
私たちはデザイン・シンキングというアプローチをとります。
よろしければサポートお願いします!