見出し画像

課題解決のためのクリティカル・シンキング(5)

このnoteについて

先日、GLOBIS Unlimited(英語版)で全てのマイクロラーニングのコンテンツが無料で提供されていました。

その中で、クリティカルシンキングについて学びなおす機会があったので、特にクリティカル・シンキングを使った課題解決のプロセスについて
全5回のnoteにまとめました。

今回はその第5回、最終回です。課題解決のプロセスのうち、HOWにフォーカスします。

スクリーンショット 2020-05-01 14.28.05

HOWを形作る

第1回で、課題とは 現状と理想の間の解消すべき差分 と定義しました。
第2回で、課題の要因を見つけるには outputに着目すべし としました。
第3回で、要因の場所を特定して、優先順位をつけることを目指しました。
第4回で、「原因と結果」から、なぜ?を特定しました。

これまで、WHAT WHERE WHYが特定してきました。
単にそれらの組合せでHOWができるのでしょうか?

HOWをつくるには、
・選択肢をを検討すること
・判断基準を選択すること
・そしてその優先度の検討

が重要です。

選択肢をを検討することとは、例えば
 課題に対して
  ・システムを変えるのか
  ・運用を変えるのか
 を検討すること

判断基準を選択することとは、例えば
 選択肢に対して、
  ・高価でないこと
  ・すぐにできること
 を検討すること

そして判断の優先度を形作るに当たって重要なのは、
ゴール(=理想の状態)はなんだったか?をもう一度確認することです。

なぜならば、人は元のゴールを見失ったとき、違うゴールにたどり着くための解決策を勝手に作り出してしまうからです。


以上、課題解決のためのクリティカル・シンキングでした。


では、解決すべき課題がそもそも何かわからない(理想の状態が見えていない)場合にはどのようなアプローチをとるのがよいのでしょうか?

私たちはデザイン・シンキングというアプローチをとります。

よろしければサポートお願いします!