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#5-① なぜここまで地球温暖化が進行してしまった?-大量生産・大量消費・大量廃棄-

こんにちは(*´ω`*)

先週私は日本で開催されたDscoopに参加し、本当の意味でのサステナビリティとは何かを深く考えさせられました。
(この話はまた別の記事で熱く語らせていただこうと思っています✨)

でも本当にサステナビリティに関しては正解がないからこそ、難しい問題だなと調べながら毎回感じています、、、
だからこそ、
サステナビリティについて知識を持った上で自分自身で考えてみてほしいと思い、ブログにて発信をしています!

そして、
今回からは、被害の現状の話を終えて、
なぜ地球の危機と呼ばれるほど地球温暖化が進んでしまったのか”
という、次のステップのお話を進めていこうと思います🔥🔥🔥

よろしくお願いします(`・ω・´)✨


なぜここまで地球温暖化が進行してしまったのか。


カンタンに結論から言うと、

リニア型経済を推し進めてきたから

です。正確には、推し進めすぎたが正しいかもしれません。


リニア型経済とは


生産から消費・廃棄までを直線的にモノが流れる経済の仕組みの事。

戦後、国を豊かにするために取られていた世界的な経済方針です。
製作コストを下げて、大量に安く売るという経営モデルが誕生しました。

単位当たりのコストを下げるために、大量に生産を行う。そして、購買欲を煽ったり、トレンドの変化を急速にし、大量消費を促す。(安く売って、購入数を増やし、売り上げを伸ばす)その結果、大量の在庫が生まれ、廃棄される。

こういった、生産から廃棄までの一直線のモノの流れをリニア型経済といいます。
(なぜ大量生産が単位当たりのコスト削減になるのか気になる方はこちらをチェック→→→規模の経済)


世界第2位の環境汚染産業:ファッション業界

ーファストファッションー

リニア型経済の代表的な産業として挙げられるのがファッション業界です。
ファッション業界は石油に次いで環境を汚染している産業と言われています。

GHG排出量
      国際航空業界🛫+海運業界🚢<ファッション業界👕

国際空港業界と海運業界を足してもファッション業界の方が多いんです!!!( ゚Д゚)

そしてさらに問題視されているのが “ファストファッション” 
安くてかわいい洋服を購入できる為、様々な年代の人がより気軽に購入できるアイテムです!
何より、ファストファッションは学生の味方✨ですよね!!!!!!
私はよくGRLを利用していました!

けど、皆さん!
去年買った服着ていますか?そもそも買った服全部着ていますか?

私は、部屋が服で溢れかえるようになったにもかかわらず、
「服あるんだけど、無いのーっ!!!」
という状況に陥いり、さらに買うという事を繰り返してました(笑)
安いから、物はあるのにたくさん買っちゃうんです。

これがファストファッションの大きな問題の1つでもあります。

データ:消費者庁より

これは2019年度のデータです。

2019年度に、
28億4600万の服が生産され、13億7300万消費され、14億7300万廃棄されました。
この廃棄は全て売れ残りです!!!!!!
つまり、生産された半分以上は、作るだけ作って、ごみに出しているんです。
料理で例えると、
作ったら食べもせず、捨てる。
え、、、やばくないですか???????
こんな事誰かにやられたらブチギレ案件😡
なのに、私たちはこれをし続けているんですよね、、、、

環境面で見てみると、
服一枚作るのに 25.5kg の二酸化炭素を排出します。
これはペットボトル255本分ペットボトル🧴🧴🧴
そして
水は 2400L 消費します。
これは浴槽11杯分🛁🛁🛁

つまり、
約376万トンのCO2と3億3879万Lの水を生産コスト下げる為だけに無駄に排出しているんです!!!!!
また更に、
買うだけ買って、着ない服を1人約25枚(平均)持っているらしいので、それを考慮したらさらに資源を無駄遣いしている事がわかります、、、、、

私たちのおしゃれの在り方がこんなにも環境を汚染し、ごみを排出していた、、、
私は、
まーじかーーーーー、ショック、、、
ってなぜかダメージ食らいました😱


リニア型経済は悪だった!?

ここまで読むと、リニア型経済は "悪” でしかないように見えます(・_・)

でも、本当にそうでしょうか???

 ”リニア型経済は本当に悪なのか” については次回またお話していきます✨


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