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プリンティングの新たなオポチュニティーの鍵は “ボーダーレス”

実は1年半ぐらい前から外交活動を強化している。

以前は海外の普通に“追いつけ“”追い越せ“を意識した受け身の動きばかりしていたが、今は視点が全く違う…。



なぜ“外交”に熱くなっているのか

ー デジタル×プリンティングの本質 ー


デジタルという手段は世界共通でしかもボーダーレス。
国や企業のDX的な動きには大きな違いがあったとしても、個人のデジタルとの向き合い方や価値変容はかなり似ていて、言葉の差があったとしても使い方には大きな差はないと感じている。文化の差なんて殆どないぐらいだ。


僕たちは仕事柄勝手にB to Bを意識してしまい、
“企業”にプリンティングをどう提案するか? しか考え無いのが普通だった。

でも、そもそもプリンティングの本質には『相手に伝える』という目的があり、追い込めば追い込むほど最終的には“個人”に繋がっていく。
しかも、
デジタルによって市場が“お客様ファースト”になった成果も世界共通。

…ということは?

世界の“個人”を視野に入れて、世界と一緒にプリンティングの未来を切り開いちゃえば良いのでは?

との発想に変わり、
だったらとにかく提案・営業に動く!!! と意気込んでいるのが今の僕…。

実際に日本へのインバウンドは2024年春までにはコロナ前を超える予想で、一人当たりの消費額は 25% も増えている。
2023年だけでもDGPの+0.9%も貢献すると言われている。


プリンティングの新たなオポチュニティーの鍵は”ボーダーレス”


僕自身、
仕事仲間や旧友の来日が増え、ツアーリスト気分になって彼らと行動し、日本をリ・ディスカバリーする機会が増えていて、今までに想像も感じたこともない価値があると、視野を広げればまだまだイケるじゃん!と気づくことが多くなってきている。

インターネットがある時代、
旅行前の調査は万全の彼らだけど、日本に来てからのディスカバリーを重視して、気になることには深くはまっていく。

つい先日来日していた友人家族のBOYSは東京にいた4日間、親の計画を無視してずっと渋谷・原宿・下北沢に入り浸り。
ファッションが大好きな2人は、街を歩き、人と触れ、InstagramやTikTokで自分たちの体験を世界中に発信していた。
…そもそも日本に興味のある彼らは、観光しにきているのではなく共感を高めにきているのだと思うようになった。

地元(?)の友人から『自分も欲しいから買ってきて!』のDMの数の多いことにもビックリ!
結局彼らは特大のスーツケース(新規購入)満杯にアパレルなどの趣向品を“仕入れ”て帰っていった。

僕にはこれがオポチュニティー(機会)にしか思えない。

インバウンドは国内経済に大きなプラスをもたらしてくれるが、これが一時の売り上げではもったいないし、せっかく繋がりができたのなら、国境なんてアナログな時代の既成など関係なく繋がり続けるべきだと思ってしまう僕がいる。

殆どの流通小売企業はCRMに力を入れているが、国内目線で行っていると思うし、海外からのゲストがせっかく消費という行動をしてくれても、継続的な関係性に繋げる方法がないと思う。

…実は一番大事なアフターフォローを、彼らの帰国後にどうやってコミュニケーションをしたら良いのだろう?


ー ボーダーレスで持続的なコミュニケーションを ー


goof なら信頼できるパートナーが全世界にいるし、これを活用して越境ECへの誘導のお手伝いや、少なくとも海外のお客様との関係性を維持することを目的に、国内企業の海外マーケティングに必要なコミュニケーションをお手伝いすることも容易に実現できる。
今はインバウンド中心だが、この日本だって力を取り戻せば海外へ流れていく人の動きも一段と増えるはず。

インターネットがボーダーレスなら世界中の顧客とも、普通にボーダーレスでコミュニケーションできるようになれば良い。

世界はもっともっと近くなり、日本も人口減少なんて気にせずに豊かになれると僕は思うし、多分このレベルのサービス構築は goof にしかできないだろうし、実現できると思う。

デジタルとリアルの融合とか普通に言われる時代になったが、日本国内だけで考えていても広がりに限界がある。デジタルってヤツのレボリューションはインターネットが起点となり、コネクティビティが今でも大前提。…技術ばかりを世界から学んでも、実践する場が日本だけだと錯覚が起きる。

インターネット=ボーダーレスで世界全体が繋がっているという前提に単純に乗っかれば良いだけで、これに蓋をしているのは◯▽□△(ご想像にお任せします笑 )って自覚が必要ですね。

日本国内で印刷の量が減っても、世界相手にすれば右肩上がり。
外交始めてから130%成長できたのも、この妄想はもっともっと追いかけるべきと思ってる。


日本印刷のオポチュニティー


もう一つ興味ある事例がある…。

先日イギリスに出張の際、とあるきっかけでHyper Japanという日本文化啓蒙イベントに参加した。このイベントはB to CとC to Cの双方が同時開催されていて、日本のマンガ文化にインスパイヤーされた個人クリエイター達が500人ぐらい出展をし、自分の作品を発表しながらグッズの販売をしていた。

マンガの印刷は特殊な色使いが必要で、どのプロダクトも日本人のプロから見ちゃうと70点ぐらい…。モノの質がとっても気になったから、ファンが集まっている人気クリエイター達数名と会話をしてみた。

『僕達だって“ホンモノ“をつくりたい。』
『自分たちのプロダクトも日本レベルまで品質を上げたい。』

…これが会話した大半のクリエイター達の意見だった。イギリス国内で日本の”色“を刷れる工場が無いらしい…。


さぁここで僕が何を閃き、何を提案して、それがもうビジネスに向けての一歩を踏み出しているか?…は次回のお楽しみ。

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