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めちゃくちゃいいぞ!!GH6!!話題のGH6を2週間使った雑感!!

発売日までに事前予約していたGH6。予約した数日後、あまりもの人気に予想を超える予約が入ったため発売日当日に届かない可能性があるとのアナウンスがパナソニックから出され、少し心配していたのですが発売日当日、無事私たちぐっでぃテレビのもとにGH6は到着いたしました。

いかがお過ごしでしょうか。ぐっでぃテレビのモーリーです。今回のnoteではGH6を使い始めて2週間。GH6を実際に制作現場で使ってみて感じたことを自分なりにざぁっと書き綴ってみたいと思います。

ボディがカッコいい!!

箱を空けてまず感じたのはボディがカッコいい!!GH5Sあたりから使われるようになった赤いラインや今回登場したボディ前面の赤いRECボタンが、黒いボディの上でひと際映えてめっちゃカッコいいって思いました。

GHシリーズというとどちらかというと曲線美を意識したデザインでしたがGH6ではG9ProやSシリーズのように直線をふんだんに使ったデザインとなっています。

ちなみに事務所の女性陣からは意外にもGH6とGH5を並べて観て、やっぱりGH5のデザインも可愛くて好きという声が聞かれました。この辺は結構好みが分かれるのかもしれませんね。

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事務所内では女性陣から人気があったGH5。
皆さんは丸みを帯びたGH5と角ばったGH6どちらがお好み?
私は角ばったGH6派です(笑)

ちなみにボディー単体で739gあるGH6。発売前から『重そう!』という声が多数あったのですが、私は全く重さは気になりませんでした。

まぁ普段2kgオーバーのビデオカメラと5kgオーバーの三脚を担いで、1日中撮影をする現場も多くあるからかもしれませんが、レンズもコンパクトなGH6はグリップも握りやすく、撮影現場で1日使っても全く疲れを感じませんでした。

めっちゃ自分色のカメラに染めれるぞ!!

GHシリーズをはじめパナソニックのカメラの多くに言えることですが、ボタンを自分の使いやすいように結構自由に割り当てることが出来ます。(RECボタンでさえ違う役割を割り当てることが出来る。)

つまり自分の使用用途に合わせてボタンをカスタマイズすることが出来ます。例えばPV仕様の設定をC1に記録させ、PV仕様の際は全面の赤いRECボタンを手振れ補正のOn・Offに割り当てる等、使用の際に最適な配置を自分で作ることが出来ます。

なので持ち主によってボタンの役割が全く違うオリジナルのGH6を作ることが出来ます。

これって業務でカメラを使っている人以外にとっては、『何のメリットがあるの?』って思われそうですが、実は映像クリエイターと一括りに言ってもMV(ミュージックビデオ)を作っている人もいれば、番組制作や記録制作などクリエイターごとに制作内容も様々で、その制作現場ごとに使いたい機能が違ったりするので、自分仕様にボタンの役割を設定できるのはかなり使いやすくなります。

そういった人それぞれの現場に合わせて使いやすいようにカスタマイズできるのがGHシリーズであり、GH6なのです!!

私の中で暗所性能も『これは使える!!』レベルに!!

一般的にマイクロフォーサーズはフルサイズに比べ、センサーが小さいので暗所に弱いといわれていますが、GH6になって暗所性能もわりと上がったように私には感じました。

というかかなり暗がりのバーなどで撮影をするとか、夜の暗がりで撮影をするとか特別暗所での現場でない限りもうGH6で十分だなぁって私には思えました。

ちなみに私の制作の場合、PVなどの現場ではほぼ照明を使用しますし、記録撮影の場合でも特別暗いといった現場はほぼ皆無なのでGH6くらいの暗所性能があれば十分だなぁという感覚です。(特別暗い現場の場合GH5SやフルサイズのS5など違うカメラを使用すればいいだけのことですし。)

画質がワンランク!いやツーランク・スリーランク上がっているぞ!!

GH5SやGH5MarkⅡなどGH5の派生シリーズはちょくちょく発表されていたものの、GH6の直系の旧機種となるGH5の発売は2017年。実に5年も前のカメラとなります。

とはいえ旧機種のGH5も2022年の感覚で見ても良い条件で撮影ができれば十分に高画質です。GH5で撮影した映像をクライアントさんに見せると必ずと言っていいほど、『映像めちゃくちゃ綺麗ですね~』って言われます。

そのくらい今でも気持ちがハッとするほど綺麗です。マイクフォーサーズでこれ以上の画質はもう見込めないかなぁなんて思っていたのですが、予想をはるかに超える画質がGH6にはありました。

そもそも画質っていったい何なのか?解像感?色味?ダイナミックレンジの広さ?ノイズ感?などなど一言では表されず色々なものがまじりあって総合的にきれいな画を画質って言っているような気がします。

先日GH5とGH6を同じ制作現場で使用したのですが、その質感はGH6の方がはるかによく感じました。うまく表現できないのですが、ウールのマフラーとカシミアのマフラーの手触りや質感の違いみたいな感じ。GH6の方が色のノリが艶っぽい感じがするんです。

解像感も無理にシャープを上げました的なものではなく、自然にパキっとしている感じでケバケバ感がないので広角で風景を撮っても上質な感じに仕上がります。

ほんと一言でいえば質感が本当にいいんです。好みもあるかもしれませんが、このカメラを使うと現実の目で見る以上の表現が出来るんじゃないかって思わせてくれるほど、上質な映像を収めてくれます。

あとがき

この2週間、複数の制作現場でGH6を使ってみて感じたことをざぁっと書き綴ってみました。

GH6は良くも悪くも制作現場のためのカメラ。AF(オートフォーカス)が遅いなどという声もあるように誰でもサクッと簡単に使えるカメラではないかもしれません。しかしじっくり付き合えばびっくりするような魅力を発揮するカメラでもあります。(GH6は撮影だけでなく、いい画がたくさん撮れるので編集も超楽しいです。)

それに制作現場って1台のカメラですべてをまかなうのではなく、結局適材適所で使用するカメラを使い分けて撮影するので強力なAFが使いたいときはα系を使うなりして対応すればいいと思っています。

とにかくGH6は画が上質なので、AFと極端な暗所以外は割とどこでも使え、かなり守備範囲が広いということが実は一番の魅力なのかもしれません。(やっぱり画が自分好みというのが撮影をしていて最も感性を刺激されるような気がします。(ちょっとカッコつけすぎかなぁ(笑))

今回PV制作系の現場、記録撮影系の現場で使用してみましたがどちらの現場でもかなりいい映像を収めることが出来ました。ほんと実際現場で使ってみて、前評判通り凄いカメラだって実感しました。(なんかその一言でかたずけてしまうのが悔しいくらいいいカメラです。)

いやぁ来週からもまたGH6を持って撮影現場に行けると思うと今からワクワクします!!皆さん!!ぐっでぃテレビでは長年GHシリーズを使い倒したスタッフ陣がGH6のポテンシャルを活かして最高の画を収めますよ~(笑)

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