時間という概念

今日は時間を考える本を読んだ。「時間は存在しない カルロ・ロクヴェリー」の本だ。今本には時間という概念を覆すようなことが書いてある。例えば、昔の人が地球は固定されていて、その他のものが回っていると言ったものが覆されたように。まず一つの考え方として、時間は熱のような性質があるという。熱はあったかい方から冷たい方に行く。つまり一方通行のようなものだと。
 また、驚くべきことにどこにいるかで時間の流れが変わってくるという。まず地球に近い表面にいる人の時間よりも地球から遠い山上人の時間の方が時間がすぐに流れる。これは重力によって時間の流れの速さが変わっているということだ。地球は大きな質量を持っているので万有引力も大きい。また、山にいる人よりも地表にいる人の方が重力を受けるので、時間が遅れているという。つまり重力が大きいほど、時間の進みは遅くなるのだ。
 もう一つ時間が遅れるものがある。それは早さだ。人は早く動いていれば時間はゆっくり流れる。
 また人それぞれ時間は違うということを理解してほしい。東京での今というのは太陽の今とは違うのだ。これは何言っているかわからないと思う。これは一種のパラレルワールドみたいなもので、私が歩んできた人生の時間と他の人が歩んできた時間は少しずれているということだ。これは理解が難しい。私もフワッとした解釈で書いている。
 ここからは全て私の中の仮説で実証もしていないことを書き連ねる。何かに熱中するとき人は時間が短く感じる。そのような出来事は誰にでもあるだろう。私はこれは感覚ではなく本当に時間のずれがあるのではないかと考える。早く動けば時間の進みは遅くなるという事実がある。それを用いて考えると、脳の電気信号が早く動くせいで脳みそだけ時間の流れが遅くなっているのではないかというせつだ。
 また、子供の頃は時間がゆっくりに感じると言ったこともあるだろう。それはまだ成長している段階で細胞が早く動くので、子供の頃の時間だけが早く感じるのではないかとも考えた。また子供の頃は知らないことだらけなので脳みそも活発に動いているので全体的に時間の進みが遅かったのではないかと考えた。つまり脳みそを動かし続けることによって脳みその時間を遅らせられるのではないかと考えた。脳を動かすことによって脳の老化を防ぐとあるが、この脳の相対性理論が正しければ時間が遅れているだけではないかと考えることができる。これは多分間違っていると思う。なぜなら、脳はずっと衰退するものではなくていつになっても成長できるものだと研究でわかっているからだ。これは根拠のない持論なので魔に受けないでほしい。

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