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ピアノの生徒を増やしたい!!!

「風は見えなくても風車は回っている。
 音楽は見えなくても心に響いてくる。」J.S.バッハ

『本気でピアノの生徒を増やしたい!
 そう思ったら最初にすることは・・・』

ピアノの生徒を増やしたい!


もしもあなたがピアノの先生でそう思っているなら、
それは理由がどうあれ、
音楽の普及が進むと考えるからだ。

ただ、生徒を増やしていくうえで
最初に気をつけるべきことは、
ピアノのレッスンの内容なんかではない。
これはレッスンの内容が重要ではないという意味ではない。


ピアノの生徒に限らず、塾の先生だって、
サッカーの先生だってなんだって、
レッスンの内容ではない。


生徒を笑顔にすることだ。


何も面白いことをいって楽しませる必要はないし、
注意したり叱ったりすることをしなくてよいわけではなく、

笑顔にしない限り、
生徒が長く続けるということはない。
その結果生徒が増えないのだ。


僕の担当している教室の売れっ子の先生はみな、
レッスンが終わる頃、
生徒は笑顔でレッスン室を出てくる。


もちろんそのレッスンの中では、
全部合格をもらってることもあるかもしれない。

が、多く生徒は、必ずしもそうではなく、
いつもいつもその状態でレッスン中ずっと
楽しい気持ちでいられるレッスンかどうかはわからない。


ただ、終わって出てくるときには絶対笑顔だ。


練習してこなくても笑顔にして帰すことでき、
どれだけ叱ってもレッスン後は笑顔で生徒がレッスンを
終えているのであれば、
生徒はレッスンが楽しくてしょうがないと言える。


この状態であれば、
生徒は飛躍的に増えていき
空き時間がなくなるほど生徒でタイムテーブルは一杯になる。


教室の店長としてそういう先生を何度も見てきたし、
今も見ている。

担当している教室に
コンクールなどに生徒がよく参加する講師がいた。
残念なことに数年前引っ越しをされて退職されてしまった。


コンクールの練習といったら、
曲が一通り弾けるようになるという演奏だけでなく、
一通り弾けるようになってから
本当の練習が始まるというぐらい
精度を高めていくという練習が必要になる。


ただ、そうやって一度高めることができると、
次回の演奏曲では最初からその精度で曲に触れることができ、
その繰り返しで生徒は大きく成長していき
前よりもピアノをどんどん好きになる。


そういう姿を何度も見てきた。


やっぱり生徒はいつも笑顔だった。


一度だけ聞いたことがある。

レッスンで意識していることはなんですか?と。


「二人で音を体験するようにしています。
 一緒に音を繊細に感じるようにすると、
 レッスンの時に
 今の演奏!!!
 という感じで二人で一緒に楽しくなる瞬間があるんです!
 その時、生徒が本当に心からピアノがたのしい!
 という”笑顔”になってくれるんです」


その瞬間を体験するために
その笑顔のために先生はレッスンをしていた。

人間は不思議なもので、
楽しい・面白いから笑う
というのと同時に

笑っているから楽しい・面白い
とも考える生き物だ。


レッスンの質にこだわることももちろん大事だが、
それ以上に生徒が笑顔になるレッスンをしてあげることが
生徒を増やす一番の秘訣だ。


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自宅でピアノの講師をされている方に向けて、
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そして生徒の音楽的成長を実現するヒントをお伝えします。
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 楽器の購入のアドバイス、などなど)

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