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2022年12月31日の私へ

今年は挑戦の年になりそうだ。

安心できる、満足のいく環境から飛び出して、新しい場所を求めにいく年。わからない未来を少しだけ覗きにいく年。理想を叶えにいく年。

毎回Wishリストは100個もかけないまま、年末になっても特に見返すこともないような私が、「やりたい」→「やる」のスピードを最も早く実行して、ある程度の目処を立ててきた。最高速度だ。本当は不安もあるし、上手くいかなかったらどうしようと思う時もある。ありがたい話もたくさんもらった中で、この選択は果たして正しいんだろうかと思う。でも、それ以上にスッキリとした嬉しさみたいなものをじわりと感じている。

やりたいことをやる覚悟って、本当に人それぞれだと思う。何十枚もの紙に思いを書いて部屋中に貼り付けることもあるだろうし、特に目立つことはなくとも周りに何を言われても決意が変わらないって時もある。「絶対に頑張ってやる」という何くそ根性でメラメラしていることもあれば、しれっとしているのに着実に前に進むことだってある。

私の覚悟はどちらかというと目に見えないものの方が多いけど、とにかくやってみないと良かったか悪かったかもわからないよね。という気持ちだけは強くある。この道で絶対、とは思っていないけど、ちょっと見に行って確かめてくる、みたいな気持ちはある。

本当は、その選択を我慢することだってできた。というより、多分そっちの方が周りも安心するだろうし将来的な安定もある。多分上手くいけば人より高いレベルのキャリアを積めることもできたし、金銭面で困ることもない。

だけど、私にはやってみたい働き方、こういう生活ができればいいなという理想があった。それをただの理想として片付けて、永遠に叶うことのないような夢みたいに語るのは嫌だった。本当にできないのか?を確かめたかった。私は、「気がつけば3年経ってました」みたいな生活はもう終わりにしたかったから。

人が重要視するものはたくさんある。実際私の知り合いは「でかいキッチンのあるでかい家で悠々自適に過ごす」を最重要視しているから、今はせっせと働いてお金を貯めている。たまに家をみに行って、あーでもないこーでもないと妄想して楽しそうだ。それでいくと、私の重要視しているものは「自分の思うように生活ができる働き方をする」になる。もっというと、「拠点を持たない働き方」。

画面の前で、恋焦がれるようなジリジリとした気持ちに決着をつけて、まずはとにかくみに行ってみよう。きっと自分で選択して自分で決め切って進んでいく方が楽しい。そう信じて、今年は進んでみたいと思う。

今年のラスト、私はこの備忘録を読んで「うわ、懐かしいな」と思うだろうか。「うわ、痛いな」と思ってるかもしれない。ありがたいことに時間は止まらず進んでくれるから、またこれを読む日が必ず来る。その時、「心配いらなかったよ」と笑えるようにしたい。

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