今週のグッドデザインを紹介します（3/13〜3/17）
グッドデザイン賞公式インスタグラムでは、毎日1点ずつ、受賞作品の写真と解説をアップしています。今回は、3月13日から3月17日に更新したグッドデザインをまとめてご紹介します。
3/13 空気清浄機 [象印マホービン 空気清浄機 PU-SA35]
1部屋に1台を実現する、コンパクトでミニマルな空気清浄機。
アレルギー対策に焦点を当て、ダストセンサーを搭載。従来のニオイセンサーでは検知できなかった花粉やハウスダストを検知し、空気を視覚化して、効果を実感できるようにしています。クリーンかつシンプルな造形と、コンパクトなサイズ感で、「1部屋に1台の単機能な空気清浄機」というコンセプトを見事に体現していると評価されました。
3/14 歩行専用トレーニングサービス [walkey]
ずっと自分の足で歩き続けるために。歩くことに特化した体づくり。
ラボでの歩行力診断結果に応じて、専属のトレーナーが一人ひとりに合ったプログラムを提供、自宅で専用機器とアプリを使って効果的な歩行専用のトレーニングが可能です。プログラムを実践し、ラボで定期的に専門家による効果チェックというサイクルがあることで、毎日続けやすい設計に。継続性を重視した丁寧な仕組みのデザインです。
3/15 Violin [Carbon Fiber Violin]
演奏しやすく扱いやすい、新しい素材を使った新時代のバイオリン。
カーボンファイバーを使うことで、摩耗や変形に強く、軽量化も実現しました。従来の木製バイオリンに採用されていた補強のための構造を省き、デザインの自由度も飛躍的に向上しています。気軽に持ち運べるようになったことで、幅広い使用シーンが生まれ、安価にすることで、新たなユーザーに音楽体験を提供しています。
3/16 宿泊施設 [絵本ホテル]
世界中の絵本に囲まれた、子どもが主役のホテル。
築36年の旧公務員宿舎の1室をリノベーションし、子どもにとっての使いやすさや楽しさを重視して設計されています。子ども基準でデザインされた空間は、いつもとは使い勝手が異なる環境で、互いに一緒に真剣に遊び特別な時間を過ごすことができます。絵本という幻想の世界に囲まれて、子どもがクライアントならどう設計するだろう、という柔らかな発想で計画されている点が高く評価されました。
3/17 新聞 [庭しんぶん]
子どもと大人の関係性や境界を問い直す、地球について考えるきっかけをつくる月刊新聞。
子どもと大人の関係性や境界を問い直すように心がけて、編集・デザインされています。子どもが読みやすい工夫をする一方、大人が読んでも読み応えのある紙面を目指しました。シェアキッチン、ギャラリー、店舗、穀類・野菜・鶏を育てる畑を持つなど、新聞の内容を実践する場も設けています。
このほかにも、毎日さまざまな受賞作品を紹介しています。
グッドデザイン賞インスタグラムはこちらからどうぞ！
https://www.instagram.com/good_design_award/