今週のグッドデザインを紹介します（6/19〜6/23）
グッドデザイン賞のギャラリーGOOD DESIGN Marunouchi（東京都千代田区）では、「GOOD DESIGN COLLECTION 1950s - 2020s」と題し、1950年代からの歴史に残るデザイン70点を展示しています。（7/9まで）
このあと1点目に紹介する1977年度受賞作の実物もありますので、お近くにお立ち寄りの際はお越しください！
それでは今日も1点ずつ写真と解説付きで、グッドデザイン賞受賞作品をご紹介していきます。
6/19 原動機付き自転車 [ZEQ / Passol]
またがって乗るという常識を覆した、「走るスツール」としてのスクーター。
スカートを履いていても抵抗なく乗ることのできる形状と、簡単に運転できる操作感を実現し、新鮮な驚きを生み出したミニバイクです。エンジンを含むほとんどのメカニズムがプラスチックでカバーされていて、清潔感や親しみやすさを感じさせる外観に仕上がっています。
6/20 高速道路管制室[阪神高速道路 交通管制システム]
道路状況をスマートに表示させる交通管制システムと、情報を適切に扱う管制員のコミュニケーションを円滑にする空間。
渋滞や事案などの膨大な情報をリアルタイムで処理し、わかりやすい状況把握と現場に素早く情報を提供する管制システムと、集められた膨大な情報を直感的に優先順位を持って人間が判断するために設計された空間を総合的にデザイン。使い勝手と機能性を優先しデジタル化を進めながら、ひとに寄り添う快適な業務環境を整備し、デジタルと人間が融合する空間が丁寧につくりこまれています。
6/21 ベネリ イーバイク[ミニフォールド 16 シリーズ]
折りたたみ可能な、コンパクトで楽しい電動アシスト自転車。
折りたたむ際のわずらわしさを解消するため、縦折れ型の機構を採用し、すばやい収納を実現しました。スタイリングと堅牢性をバランスよく両立させています。折りたたみ電動アシスト自転車の新しいスタンダードを目指しました。
6/22 子どもの自立心を育むキッズTシャツ[子ども服 devirock『ひとりでたためるTシャツ』]
こどもの「自分でやりたい！」を楽しい工夫でサポートする、こども服。
自立心が芽生えてくる2歳～5歳（保育園、幼稚園児）のこどもが、ひとりでも簡単に綺麗に畳めるよう、デザインされた色の切り替え部分が案内線になっています。特別な機会をつくるのではなく、日常の中で「ひとりでできた」と感じるような機会をつくり、「やってみたい」という思いを見守る時間をうみだしています。ヨレにくいタフな生地や縫製もデイリーユースに嬉しい仕様です。
6/23 椅子 [フォーチェア]
長く座っても疲れないという基本的な機能を満たしながら、自宅のインテリア空間になじむ佇まいとコンパクトなサイズを兼ね備えた家庭用チェアです。在宅用のワークチェア、食事用のダイニングチェア、子どもたちと戯れるためのリラックスチェアなど、さまざまな機能を一脚で満たすことを目指しています。
この連載では、グッドデザイン賞インスタグラムで毎日1点ずつアップしている受賞作品をまとめています。
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