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動き続ける「いま」を問いなおす- 2022年度フォーカス・イシューのテーマを発表しました

こんにちは。グッドデザイン賞事務局です。
2022年度グッドデザイン賞の応募受付は、いよいよ明日5/25の13:00までです!(今年から13:00までに変更となりましたのでご注意ください‥!)

このあと6/3から一次の書類審査期間が始まり、その後、二次審査に進んだデザインを対象に、愛知県国際展示場で実物による審査を行い(8/2〜4)、二次審査を通過したデザインを、10/7にグッドデザイン賞として発表します。今後の動きにもご注目ください。

2022年度グッドデザイン賞スケジュール

デザインがいま社会に対してできることを読み解く「フォーカス・イシュー」

グッドデザイン賞では、このような審査の過程を通じて得られた知見やインサイトを共有する方法の1つとして、各分野の最新デザインを、クリエイターが独自の観点で読み解き、その価値を社会へ伝える「フォーカス・イシュー」という取り組みを行っています。

フォーカス・イシューでは、グッドデザイン賞の審査委員をディレクターとして迎え、その年の受賞作を題材に、「いま社会課題に対してデザインができること」を考えてもらい、その結果を2015年から毎年、提言として文章にまとめて発表しています。

動き続ける「いま」を問いなおす

2022年度は「動き続ける「いま」を問いなおす」を全体の方向性として定めました。不確かで先の見えない現在だからこそ、身近にある人や物の想いや手触りを捉え直し、絶えず今を更新し続けた先に未来がある、という視点から、これからのデザインと社会について、考えていきます。

2022年度ディレクターを紹介します

今回ディレクターを務めてくれるのは、こちらのみなさんです。

飯石 藍さん
都市デザイナー|公共R不動産 コーディネーター / 株式会社nest 取締役
鈴木 元さん
プロダクトデザイナー|GEN SUZUKI STUDIO 代表
ドミニク・チェンさん
情報学研究者|早稲田大学 文学学術院 教授
中川 エリカさん
建築家|株式会社中川エリカ建築設計事務所 代表取締役
ライラ・カセムさん
デザイナー/アートディレクター|一般社団法人シブヤフォント

2022年度テーマを発表します

都市デザイナー、プロダクトデザイナー、情報学研究者、建築家、アートディレクターと、専門領域やお仕事もさまざまな5名が、その仕事や生活を通じて、日々向き合っている関心事・問題意識から設定した、以下のテーマに基づいて、1年間デザインの読み解きを進めてくれます。

続いていくデザイン - 飯石 藍さん
ちょうどいいデザイン
- 鈴木 元さん
「わたしたち」のウェルビーイングをつくるデザイン
- ドミニク・チェンさん
ひとことで言えないデザイン
- 中川 エリカさん
半径5mの人を思うデザイン
- ライラ・カセムさん

上記のテーマを見て、少しでも興味を持っていただけた方は、各ディレクターがいまの社会において何を課題として捉え、これらのテーマを設定したのか、その意図について、フォーカス・イシューのサイトで説明してくれているので、ぜひこちらもご覧ください。

5名のディレクターの目を通して、今年のグッドデザイン賞からは、どんな未来が見えてくるのか。2022年度フォーカス・イシューに、ご期待ください。