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今週のグッドデザインを紹介します(5/15〜5/19)

グッドデザイン賞公式インスタグラムでは、毎日1点ずつ、受賞作品の写真と解説をアップしています。この連載では、今週更新したグッドデザインをまとめてご紹介します。


5/15 住宅[チイハット]
高齢者のひとり住まいを、いきいきとやわらかく支える家。

地方の住み慣れた家から子どもたちの住む東京に移住し一人で新たな生活を始める住まい手にとって、家は閉じ篭もるものではなく、自由で気楽に街と関わる拠点となる場所でした。高齢者像を固定化せず、自分の意志で暮らしをコントロールしつつ地域の中で活き活きと暮らすためのしくみを、土地探しのプロセスから住まい手と設計者が共に取り組んでいます。「単身世帯」の在り方に新たな可能性を示すプロジェクトです。

#2022年度グッドデザイン賞

5/16 ガラス食器[madoシリーズ(ロックグラス、タンブラー、デカンタ、ジョッキ、一輪、プレート)]
廃自動車のサイドガラスをリサイクルして作り上げた、持続可能な琉球ガラス食器。

自動車のリサイクルにおいて課題とされていた、最終工程で残るガラス類を職人の手によって蘇らせました。かつて、飲料瓶を原料に製造していた琉球ガラスの歴史とも結びつき、沖縄伝統工芸の継承にも貢献しています。異業種の協働によるプロジェクトであることも評価されました。

#2022年度グッドデザイン賞

5/17 吸音パネル[デザイン吸音パネル OTTO R]
新時代のオフィスシーンに調和する吸音パネル。

オフィスのテレビ会議や会議室の反響音対策のために開発された吸音パネルです。コロナ禍でオフィスの使い方が変わり、吸音性が求められるシーンが増えるなか、簡易にDIYで設置できるうえ、やわらかな形状と見た目で視覚的にも落ち着いた空間をつくりだします。豊富な形状・カラー展開で、組合せ次第でシックからナチュラルな雰囲気まで幅広いインテリアに対応しています。

#2022年度グッドデザイン賞

5/18 ゴミ箱[資源物回収容器「スタンドネット」]
100%ペットボトル製の、自立型資源物回収ネット。

ペットボトルなどの資源物を回収する自立型ネットです。メッシュ生地を使い中身が見える状態にすることで、他の物が混ざらないようにしています。再生素材を利用して環境に配慮するとともに、出す側・回収する側、両方の使いやすさを追求した製品です。

#2022年度グッドデザイン賞

5/19 デジタルペーパー端末[QUADERNO]
紙のような薄さと軽さを追求し「書くこと」に特化した電子ペーパー。

「良質な思考時間」をユーザーに提供する、ノイズのない道具を目指して開発されました。超軽量で常に携帯しやすく、紙に書いたような書き心地を実現。思いついた時にさっとメモをとるアナログのような気軽さと、電子ペーパーだからこその豊富な罫線種類やメモリの大きさなど、アナログとデジタルそれぞれのよさが融合しています。

#2022年度グッドデザイン賞

このほかにも、毎日さまざまな受賞作品を紹介しています。
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