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玄関ドアは家の顔。崩したくなるアイテム

こんばんはテンプラです。

暮らしの商品開発を生業としておりますが、その中でも家を商品化するときに玄関の選定は結構難しく、そして忘れ去れる(優先順位低)存在。

結構難しい。

というのは、今の一般的な住宅品質(特に省エネ性)&商品化という視点で玄関ドア選ぶとすると、主にサッシメーカーの「リクシル」「YKKAP」「三協アルミ」この3つの中から選ぶわけです。

どのメーカーも性能面で数パタン(省エネ性能でも断熱ドア等ランクがあります)、デザイン面でも数パタン(モダンに仕上げるデザイン、和風に仕上げる、ナチュラル、欧風、コンテンポラリー等々)の中から選定する。

まず、性能面としては省エネ性能をどこに持ってゆくかで決定する訳で、例えば省エネ性能を平成28年省エネ基準レベル、またはZEHレベル、さらにG2G3など上を狙うなどでランクは決定できる。

問題は、意匠性が乏しく選定が難しい。
なんだか決定打が無い。何となく選んでしまう。結局、優先度が低くなって最終選定は最後に残すか何となく最初に選んだものがそのまま残る。
忘れ去られる。

一般的には玄関デザインの選定は、家全体の外観デザインやコンセプトから近いイメージのデザインを選定するわけです。
各メーカー玄関デザインは大体同様のデザインは用意されています。よって、どこのメーカー使ってもデザイン上は、まあ無難にできます。

デザイン以外では、性能面や若干機能面でメーカーごとの差別化を図っていますけどね。
YKKAPでは樹脂サッシを推進していますし、リクシルは枠の薄い樹脂複合サッシ、若干弱い三協アルミは、採風ドアのデザインに凝っている感じがします。(あ。サッシではなく玄関ドアの話でしたね。)

勿論、こだわる玄関専門メーカーもあるし、一品限りの玄関ドアなども製作可能です。
こだわる建築デザイナーなども良くやってます。

わたくし全国対応できる前提の商品開発の人間としては、確実な品質、全国で利用可能、誰でも平均して施工設置ができる等、諸々検討すると大手メーカーを活用する事が最善な事が多く、悔しいながら。

青とか赤とか黄色とかのドアを選定したい。。。
(メーカーに無いけど※厳密には有る)
大手で現場塗装の玄関ドア発売してほしい。

アラン諸島の玄関ドア

写真たちはアイルランドに行った時の玄関ドア。タイトル写真はダブリン。幾何学の石の建物にカラフルな玄関ドアが並ぶ風景は面白い。

上の写真はゴールウェイからアラン諸島へ。茅葺屋根とカラフルなドアが似合う!
可愛らしい。

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