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【ビジネス】マーケティングに活かせる心理テクニック3選+1

友人との何気ない会話、上司とのコミュニケーション、ビジネスの場においても、人は、日常的に多くの心理作用が働いています。

例えば、
店で商品を見ている時に、店員の上手い話術にはまり、買うつもりのなかった商品を買ってしまった

初対面の人と話していて、つい自分のことを色々と話していた

最初は、商品・サービスに関して興味なかったが、何回も広告を見るうちに欲しくなってきた

など、一度はこのような経験あるのではないでしょうか?

それでは、突然ですが、ここで問題です。

人は、1日の中でどれくらいの意思決定をしているでしょうか?
① 28,000回
② 35,000回
③ 60,000回

正解は、後述します。

◆日常的な心理効果

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改めまして、メンバーズグッドコミュニケーションズカンパニーの霜田です。

私は、精神解剖生理学や行動心理学などに興味があり、メンタルケア心理士という資格を取るほどです。
※私に関してはこちらで詳しく紹介しています。

このような心理学は、ビジネスでの折衝、人間関係を構築する為に使われており、日々様々な研究がされています。

私が最初に読んだ心理学の著書として「影響力の武器」という本があり、とても興味深い内容でした。

余談はここまでにしておき、本題に入りましょう。

それでは、マーケティングに活かせる心理テクニックを3つ紹介します。

◆ザイオンス効果

ザイオンス効果」とは、繰り返し接触する回数が多いほど、人は好印象を抱くという行動心理学です。別名「単純接触効果」とも言われています。

例えば、初対面の人と会った際に、最初は「どんな人なのだろう」という印象だったが、何回か会ううちに「この人は話しやすくていい人だ」と、好印象に変わります。
参考:https://onmywayexplore.com/about-zajonc-effect/

これは、テレビCMや広告も同じ原理なのです。
この効果は、営業やマーケティングだけではなく、日常生活において頻繁に起きているのではないでしょうか。

◆現状維持の法則

現状維持の法則」とは、何か決断を迫られた時に、結局「いつもと同じ選択肢を選ぶ」という心理現象のことです。

例えば、「今日は何を食べようか」「どのメーカーの商品を買おうか」「どのサービスを使おうか」などと考えた際に、自分が今まで使用経験のある商品・サービスを選んでしまいます。
参考:https://onmywayexplore.com/keep-the-status-quo/

これは、ビジネスで例えると、顧客が自社の商品・サービスに興味をもち、ロイヤルカスタマー化しているという証拠にもなります。

◆プライミング効果

プライミング効果」とは、あらかじめ受けた刺激(プライマー)によって、後続刺激(ターゲット)に影響を与えることです。

例えば、「商品に関するアンケートに答えると、新商品の試供品がもらえ、その後の購買にも繋がる」「サービスの情報をSNSやブログでアピールすることでその後の契約に繋がる」など、先行する情報によって、その後の行動を促すことをいいます。
参考:https://onmywayexplore.com/about-priming-effect/

マーケティングにおいてこの手法はよく行われているのではないでしょうか。

◆意思決定の回数

それでは、最後に前述した質問の答えを教えます。

正解は、②の「35,000回」です。

お気づきでしょうか?

実は、この質問を「読む→考える→答える」というプロセスにも意思決定が働いているのです。

また、ここまで読み進めていくうちに、「そういえば質問があったな」と、質問の内容など忘れていたのではないでしょうか。

敢えて答えを②に置いた点にも心理テクニックがあります。

そして、この記事内にも、もう一つ心を動かすような施策があるのです。

それが何かと言うと…

詳しくは別の記事で詳しく紹介したいと思います。

このように、人間の心理は使い方によってあなたの大きな「武器」にもなります。

今回、紹介した内容を是非活用してみて下さい。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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