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【SNS運用担当者必見】SNS投稿事例&トレンド集 2024年9月号 ~TikTokインサイトやX広告の新機能も!

メンバーズグッドコミュニケーションズカンパニーが発信する「SNS投稿事例&トレンド集」では、SNS運用に役立つ投稿の好事例やニュースなどを毎月お届けします!

皆さまのSNSマーケティング活動のヒントとしてぜひお役立てください。


【1】主要SNS好事例投稿(X)

今回はX(旧Twitter)を対象に、高エンゲージメントを獲得した事例や投稿アイデアのヒントとなる事例をピックアップしてご紹介します。

①X:検索結果を「ネタ」化して話題づくりに(【公式】バイオハザード / RESIDENT EVIL PORTAL Official)

自社のゲーム作品に登場する会社名の検索結果(関連性の高い検索)をいい意味で「ネタ」として紹介している投稿です。ファンからのエンゲージメントを獲得すると同時に、実際に検索を行うユーザーが増えれば、SNSだけではなく広い範囲で話題を生むことが可能になるのではないでしょうか。

出典:【公式】バイオハザード / RESIDENT EVIL PORTAL Official(@REBHPortal


②X:ついチャレンジしたくなる診断系コンテンツ(スシロー)

まぐろのお寿司のキャンペーンと性格診断を掛け合わせた投稿です。お寿司を食べる順番で性格を診断するという構成で、すべての診断結果がまぐろに関連づけられているのがユニークです。リプライ欄や引用リポストで結果を共有する人が多く、ユーザーとのコミュニュケーションが発生すると同時にキャンペーンの拡散にもつながっています。多くの人の目に留まりやすい診断系コンテンツはジャンルを問わず応用できそうです。

出典:スシロー(@akindosushiroco


③X:いいね数に応じて変化するクリエイティブの活用(株式会社 明治 / meiji)

自社商品のキャラクターを織姫と彦星に見立て、「いいねで天の川に橋をかけよう」とユーザーに呼びかけた投稿です。クリエイティブ内には、「いいねメーター」を配置し、いいねの増加が一目で分かるようになっています。またスレッド内では途中経過として、いいねメーターが溜まり、2人の距離が近づいたクリエイティブの投稿もされ、ユーザーが変化を楽しめる工夫が施されています。

出典:株式会社 明治 / meiji(@MeijiCoLtd


④X:ユーザーの悩みに寄り添い、自分ゴト化させた投稿(ウェザーニュース)

夏の厳しい暑さに合わせて「汗ジミが目立ちやすい服の色」を紹介している投稿です。画像を見ただけで内容が理解できる構成になっています。さらに、特集ページへのリンクも設置され、詳細を知りたいユーザーへもアプローチしています。特集ページや自社記事へ誘導する際は、まず画像でユーザーの興味を引き、その後リンク先に誘導する設計が効果的です

出典:ウェザーニュース(@wni_jp


【2】主要SNSトレンド情報(X、LINE、TikTok)

2024年7月1日~7月31日までの主要プラットフォームのアップデート情報・ニュースの中から、X、LINE、TikTok関連の情報をピックアップしてご紹介します。


①X:投稿に対してコミュニティノートのリクエストが可能に

2024年7月、X上の投稿に対してユーザーが「コミュニティノートの作成」をリクエストできるようになりました。本機能はコミュニティノートを作成した方が良いと思われる投稿についてユーザーがリクエストを送信し、その要求が一定数以上集まると投稿者にコミュニティノート作成の提案が通知される仕様です。投稿にある「…」メニューから「コミュニティノートをリクエスト」ボタンをタップすることでリクエストが可能です。
現在はテスト運用中で、投稿者自身がコミュニティノートを作成する機能と、ユーザーがリクエストする機能の両方が存在することにメリットがあるかどうかについて評価が行われています。

「コミュニティノートをリクエスト」実際の画面

【Point】
コミュニティノートをリクエストするには認証済みの電話番号が必要となります。

参考:https://communitynotes.x.com/guide/en/under-the-hood/note-requests


②X:トレンドAPIを活用した広告機能「トレンドジーニアス」の提供を開始

2024年7月19日(日本時間)、XはトレンドAPIを活用した新しい広告機能「トレンドジーニアス」の提供を開始したことを発表しました。トレンドジーニアスは、Xのリアルタイムの会話トレンドに基づいて関連性の高い広告を自動的に展開する広告機能です。
本機能はあらかじめ連携させたい会話のトピックを手動で選択し設定することで、会話が盛り上がると適切なタイミングで関連するクリエイティブを表示し、会話が落ち着くと広告を自動的にオフにします。これにより、コストを抑えつつ広告の関連性を最大化できます。また、サードパーティーのデータフィード(リアルタイムのスポーツ試合のスコアや、天気予報などの情報)を使って、リアルタイムの情報に基づく広告配信も可能です。

【Point】
トレンドジーニアスでは、
・オリンピック
・プロスポーツリーグ
・ファッション
・音楽
・AI
上記のような、多岐にわたるトピックを選択・設定することが出来ます。

参考:https://x.com/XBusiness/status/1813952069251866726


③LINE:公式アカウントからチャットが送信できる「チャット開始機能」実装開始

2024年7月3日(日本時間)、LINEはアカウントを友だち追加したユーザーに、LINE公式アカウントのオーナーからチャットを送信できる機能を開始しました。
従来ではLINEチャットを利用する際はユーザーから先にチャットを送ってもらう必要があり、企業や店舗から先にチャットを開始することができませんでした。その仕組みがユーザーに伝わっていない場合「公式アカウント(企業・店舗)から一向に連絡がない」と誤認され、そこでコミュニケーションが終了してしまうケースが見受けられたため、本機能実装に至ったとのことです。なお、この機能を利用可能なアカウントは、日本国内の認証済のLINE公式アカウントとなります。

【Point】
今後は広告用途だけではなく、電話やメールでの新規予約や内容変更などのコミュニケーションを店側から行うことができます。

参考:https://www.lycbiz.com/jp/news/line-official-account/20240522/


④TikTok:検索コンテンツのインサイト情報が閲覧可能なクリエイター向けの新機能「Creator Search Insights」を提供開始

2024年7月、TikTokはクリエイター向けの新機能「Creator Search Insights」の提供開始を発表しました。クリエイターは検索欄に「Creator Search Insights」もしくは「クリエイターサーチインサイト」と入力することで検索コンテンツのインサイト情報を閲覧することができます。
本機能により、TikTokのさまざまなコンテンツ検索から視聴者が興味のある内容を探求し、自身のコンテンツ制作に活かすための分析ができるようになります。また、近日中に「TikTok Studio」からも直接利用できるようになる予定です。

【Point】
「Creator Search Insights」を介した検索内容と「Creator Rewards Program」の報酬計算式は連携されており、本機能を活用して需要の高い検索内容に関連するコンテンツを作成することで、コンテンツの検索価値を高めることが可能です。

「Creator Search Insights」のイメージ画面

参考:https://tiktok-for-business.co.jp/archives/22397/


【3】今月のおすすめ note記事

メンバーズグッドコミュニケーションズカンパニーのnoteでは「SNS投稿事例&トレンド集」の他にもSNSマーケティングに関するお役立ち記事を定期的に発信しています。以下は直近のおすすめ記事です。


おわりに

今回は「SNS投稿事例&トレンド集」9月号をお届けいたしました!

メンバーズグッドコミュニケーションズカンパニーでは「コミュニケーションの力で、心豊かな社会を創る」をミッションとし、お客様基点のデジタルマーケティング支援を行っております。SNS運用のコンサルティング、運用内製化、ソーシャルリスニング、クリエイティブ制作をはじめ、まずはお気軽にご相談ください。

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