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【SNS運用担当者必見】SNS投稿事例&トレンド集 2024年7月号 ~Instagramのアルゴリズム変更も!

メンバーズグッドコミュニケーションズカンパニーが発信する「SNS投稿事例&トレンド集」では、SNS運用に役立つ投稿の好事例やニュースなどを毎月お届けします!

皆さまのSNSマーケティング活動のヒントとしてぜひお役立てください。


【1】主要SNS好事例投稿(X、Instagram)

今回はX(旧Twitter)、Instagramを対象に、高エンゲージメントを獲得した事例や投稿アイデアのヒントとなる事例をピックアップしてご紹介します。

①X:段階的に情報を発表することでエンゲージメント獲得(マクドナルド公式)

新商品の発表に向けて、段階的に商品情報を明らかにする投稿を行っています。投稿を追うごとに新商品の正体に近づいていくクイズのような感覚があり、リプライや引用リポストではユーザーが自分なりの回答を書き込むなど盛り上がりが見られます。自社で投稿を行う際、段階を踏んで情報発信することでエンゲージメント増加が期待できる新商品・サービスがある場合はぜひ参考にしたい事例といえます。

出典:マクドナルド(@McDonaldsJapan


②X:絶妙なシルエットクイズでコメント獲得(【公式】カゴメ) 

新商品「野菜生活100 濃厚果実 宮崎マンゴーミックス」の発売に先立ったクイズ投稿です。今回のフレーバーとなる”マンゴー”ではなく、”宮崎県”に注目し、シルエットクイズにしている点が斬新な内容となっています。選択肢に挙げられている県は「似ているシルエット」を用い、思わずクイズに挑戦したくなる絶妙な難易度もあってか、ユーザーから多くのコメントを獲得しています。

出典:【公式】カゴメ(@KAGOME_JP


③X:GIFを活用しコラボ対象の訴求やリプライ促進を強化(ファミリーマート)

ブルボンの人気商品、ルマンドとコラボした新商品発表の投稿です。投稿自体はリプライで反応を呼びかける形式ですが、クリエイティブを静止画像ではなくGIFアニメーションを採用しているのが特徴的です。コラボ対象のロゴやリプライしてほしい絵文字に動きを付けることでユーザーの目に留まりやすくなっているためか、本投稿のコメント数は900を超えています(2024年6月21日時点)。クリエイティブの工夫により、コラボ商品のブランド訴求やユーザーのリアクションを最大化させている事例といえます。

出典:ファミリーマート(@famima_now


④X:時間制限を設け、言及を獲得したキャンペーン施策(Gong cha(貢茶 / ゴンチャ))

新作告知と合わせて、抽選で100名様に新商品の『DRINK TICKET』をプレゼントするキャンペーン投稿です。
【#ゴンチャの新作】を付けて、「プレシャス シャイン〇〇〇〇〇」の穴埋めをしてリプライすることでキャンペーンに応募できます。
開始から2時間は当選確率がアップする条件があり、多くの言及を集め開始から数時間、【#ゴンチャの新作】がトレンドにランクインしていました。時間制限を設けることで、ユーザーからまとまった反応を得られ、より多くの人に拡散されました。キャンペーン施策を考える際に、限定感を促すのも重要な要素であると考えられます。
(2024年5月21日12:00時点で、キャンペーン終了)

出典:Gong cha(貢茶 / ゴンチャ)(@gongcha_japan


⑤Instagram:ツッコミどころ満載の投稿でエンゲージメント獲得(チキンラーメン ひよこちゃん【公式】)

「ガチムチひよこ」というキャラクターが、引越しの挨拶で米俵を持ってくるクリエイティブの投稿です。ムキムキのひよこが米俵を持っているという斬新なクリエイティブにすることで、突っ込みたくなる投稿となっており、ユーザーが突っ込むようなコメントを多数獲得しています。
思わず突っ込みたくなる(意外な組み合わせ・何コレとなる)要素を取り入れることはSNS上で反応を集めるのに効果的だと考えられます。

出典:チキンラーメン ひよこちゃん(chickenramen_hiyoko


【2】主要SNSトレンド情報(Instagram、X、TikTok)

2024年4月1日~5月31日までの主要プラットフォームのアップデート情報・ニュースの中から、Instagram、X、TikTok関連の情報をピックアップしてご紹介します。


①Instagram:新たに4種類のストーリーズスタンプをリリース

2024年5月3日、Instagramは新しく4種類のストーリーズスタンプをリリースしました。今回のアップデートで追加されたのは、「音楽でお題に参加」「フレーム」「表示」「切り抜き」です。これらのスタンプの追加により、ストーリーズで作成できるクリエイティブの幅がさらに広がりました。

【POINT】
企業やブランドのアカウントにとって、ストーリーズでトレンドの手法を活用しフォロワーとコミュニケーションを取ることができます。

「音楽でお題に参加」の画面例

出典:Instagram公式ブログ(https://about.instagram.com/ja-jp/blog/announcements/new-stickers-for-stories


②Instagram:リポストを繰り返すユーザーを「おすすめ」から排除へ

2024年4月30日、Instagramは独自のコンテンツを投稿するクリエイターを優先する目的で「おすすめ」のアルゴリズムを変更し、リポスト投稿のリーチを大幅減少することを発表しました。 オリジナルでないリポストコンテンツを繰り返し投稿しているアカウントはおすすめから削除され、フォロワー以外のリーチが減る可能性があります。英語版の公式サイトでは「30日間に10回以上、自分が作成したものではないコンテンツをそのまま共有したアカウントはレコメンドされなくなる」と紹介されています。

【Point】
ユーザー投稿の紹介など、リポストを多く行っているアカウントでは注意が必要です。上記の頻度を上回るリポストを行っているアカウントはリーチ数が減少する可能性があります。

参考:https://creators.instagram.com/recommendations-and-originality


③X:「twitter.com」から「x.com」へのリダイレクト開始

2024年5月17日、「twitter.com」へアクセスすると「x.com」へリダイレクトされることが確認されました。5月17日時点ではXへアクセスすると「XのURLが変更される予定です」というバナーが表示されることも確認されていましたが、6月17日時点ではバナーは表示されていません。

【Point】
現在XアカウントのプロフィールページもURLが「x.com」になっています。

参考:https://x.com/elonmusk/status/1791351500217754008


④X:対話型AI「Grok」でトレンドを要約できる新機能リリース

2024年5月3日、Xはプレミアムユーザー限定の新機能「Stories on X」の提供を開始しました。「Stories on X」とは、アプリの「話題を検索」でパーソナライズされたトレンドをAIチャットbot「Grok」が要約する機能です。

記事執筆時(6/18時点)では、「話題を検索」では要約するような機能は見られず、「Grok」トップ画面にてカード型の見た目で「Stories on X」のような機能が存在する状態でした。例として直近のアップデート「いいね非公開」のGrokの回答は以下になります。Grokの回答の下に参考にしたポストの一部が表示される仕様となっています。

Grokに「いいね非公開」について質問した際の回答例

【Point】
Grokの回答は「X上のポストのまとめ」である特性上、正確な回答内容であるのか確認が必要です。

参考:https://x.com/XEng/status/1786463531505799186


⑤TikTok:最大60分の動画を投稿できる機能のテスト開始

2024年5月、TikTokは最大60分の動画をアップロードする機能を一部のユーザーを対象にテストしていることを明らかにしました。現在、一般ユーザーが投稿できる動画の長さは最大10分です。当面の間、このテスト機能を広範囲に提供する予定はないとしており、正式リリースも現時点で不明です。

【Point】
長尺動画のアップロード機能以外に、YouTubeにて実装されている一部機能もテストしているとのことです。

参考:https://techcrunch.com/2024/05/16/tiktok-upload-60-minute-videos/


【3】今月のおすすめ note記事

メンバーズグッドコミュニケーションズカンパニーのnoteでは「SNS投稿事例&トレンド集」の他にもSNSマーケティングに関するお役立ち記事を定期的に発信しています。以下は直近のおすすめ記事です。


おわりに

今回は「SNS投稿事例&トレンド集」7月号をお届けいたしました!

メンバーズグッドコミュニケーションズカンパニーでは「コミュニケーションの力で、心豊かな社会を創る」をミッションとし、お客様基点のデジタルマーケティング支援を行っております。SNS運用のコンサルティング、運用内製化、ソーシャルリスニング、クリエイティブ制作をはじめ、まずはお気軽にご相談ください。

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