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定型&発達、共存のため私にできること

発達障害者の楽園」にて、定型と発達が組織的に共存するシステム整備について記述しました。これは将来的に私がやりたいことであり、過去の試行錯誤から学んだ知恵の集大成でもあります。

しかし私が体験したケースはほんの一例に過ぎず、実際に共存システムを構築した場合、想定外の問題に直面することは容易に想像できます。また想定内の問題についても解決策が十分でないところがあるため、今のうちにできるだけ精度を高めて実用化までにブラッシュアップしたいと思っています。

そもそも私はかねてより新規事業を立ち上げる予定でした。これはカサンドラ症候群の療養に入る前から構想していたことであり、療養期間中にビジネスモデルを洗練させ、あとはいくつかのパーツが揃えばすぐに展開できるよう煮詰めてあります。

段階をへて進行する必要がありますが、計画は今のところ比較的順調に進んでいます。

この事業に定型&発達の共存システムを適用しようと考えていますが、実際にそれを行うかどうかはまだ検討中です。商材的にあるいはマーケット的に、発達障害者支援システムを採用するメリットとデメリットを秤にかけているところで、コミットできなければ別の事業でシステムを応用しようと思っています。

現在構想している事業では、マーケティングの一環としてSNSプロモーションなども利用しますが、現在の私のTwitterアカウントで具体的に事業内容を紹介する予定は原則としてありません。マーケティングのベースがネットでなくリアル、しかも海外市場がメインターゲットの商材というのがその理由です。ご案内できる情報は少ないかもしれませんが、noteでは何かしらご報告できればと考えています。

私は窮屈な飛行機移動が好きでないため、海外旅行&語学好きな発達障害者を海外マーケティング&営業担当者として雇うなどいいかもしれませんね。

さて、課題はあるものの共存システムの実現そのものはさほど難しくなく、経営についてもおそらく難度は高くありません。過去の実績から引っ張れるノウハウやパイプがありますし、商材こそ違いますが一度成功を実現しているモデルの改良版ですので、経営的に成功できる確率はそれなりに高いかと思います。

また長期に渡り経営を維持するためのノウハウや戦術も既に煮詰まっています。

このビジネスモデルにおいて私がもっとも懸念しているのは、私が過去に経験したことがない要素についてです。それというのは「複数の発達による化学反応」のこと。

発達障害者と一対一で対面したことはこれまでに何度もありますし、責任もシェアしました。このときに何度も対策を講じて失敗した経験は、教訓として今後の組織作りに役立つかと思います。

しかし複数人の発達が同じ組織に属して責任をシェアしたとき、そこでどういう化学反応が起こるのか私には正直見当がつきません。

この問題への対策として発達障害者の楽園では「相互不干渉型チームワーク」を提唱しています。つまり社員同士のコミュニケーションを最小限に留めるシステム作りです。

実際にこれである程度のリスクは除去できると思いますが、組織が現実的な形になった場合、私には思いも寄らない斜め上のトラブルが生じる可能性がおおいにあると思っています。それがどういう類の問題なのか、まったく予想がつかないところにこのシステムの脆弱性があります。

いずれにせよ「やってみないとわからない」側面が少なからずあるのは当然ですので、実践とともに最適化していくしかありません。

本来ならTwitterなどSNSを通して社員募集など告知できれば面白いのでしょうけど、テレワークできない業種であるため、オフラインでの公募になるかと思います。

まだまだ先の話ですがプロジェクトとしてはもう始動しているので、着実に前進していきたいと思います。


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