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得意と不得意について

私は管理職として、三つの営業チームを統括しています。しかし、正直に言うと、直属の部下に対して「自分が一番優秀だ」と胸を張って言えるほど優秀な人間ではありません。実際に、私のチームリーダーたちは、それぞれが持つ強みで私を遥かに凌駕しています。
今日はそんな私のマネジメントのお話をさせて下さい。

各チームのリーダーの特徴

  1. 商談の天才:あるリーダーは商談の達人であり、成約率では到底敵いません。彼の商談スキルは群を抜いており、私は学ぶべき点がたくさんあります。

  2. 電話営業の名人:もう一人のリーダーは電話営業のスペシャリストであり、新規開拓の際にお客様を引き出す能力では彼に勝てることはありません。その卓越した話術と粘り強さには感服するばかりです。

  3. ベテランの信頼感:三人目のリーダーは私よりも10年以上の経験を持ち、顧客からの信頼も厚いです。紹介営業や既存顧客の管理において、その信頼と関係性の深さでは私が足元にも及びません。

最初は彼らと競い合おうと努力しましたが、仕事が円滑に回り始めたのは、私自身の役割を再認識し、彼らの強みを尊重し始めてからでした。

チームのバランスと環境作り

強烈な個性を持つからこそ、彼らにチームリーダーを任せています。しかし、同時に、その強い個性がチーム内や会社内で摩擦を生むこともあります。私の役割は、その摩擦を修復し、バランスを取りながら、全員が全力を発揮できる環境を作ることです。

私は優秀な営業マンではないかもしれませんが、優秀な部下をより優秀に育てることには自信があります。個々の成績では部下に勝てませんが、全員の力を借りて、会社全体の成果を向上させることができています。天才でなくても、やれることはたくさんあります。

成長と敬意の環境を作る

これからも、周りへの敬意と尊敬を忘れずに、全員が成長し続けられる環境を作っていきたいと思います。それぞれの得意分野を活かし、全員が協力し合いながら、結果を出し続けられるチームを目指していきます。

私たちが共に成長し、成功を収めるためには、お互いの得意と不得意を理解し、補い合うことが重要です。それが、私のマネージャーとしての使命であり、喜びでもあります。

周りへの感謝を忘れずに今日も頑張ります。

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