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パンダをきっかけに知る動物の世界④

【第6章:パンダと中国の関係】
私は、パンダはかなり大切に保護されている動物であるとのイメージを持っています。しかし、今の私が持つイメージからは想像つきませんが中国政府が保護に乗り出す前は捕らえられたり殺されていたということを知りました。中国政府が保護に乗り出す前と後ではどのようにパンダを取り巻く環境が変わっていったのかも気になります。今はWWFという環境保護団体のロゴマークにパンダのチチ(中国からロンドン動物園へと渡り生活していた)が採用されていることが示しているように、パンダは環境問題を広める役割もあるのではないかと考えます。中国国内ではパンダに対してどのような問題があるのか、中国国民はパンダに対してどのような考えを持っているのかなど、中国とパンダの関係もパンダのことを知るためには重要であるため今後学んでいけたらいいなと思っています。

【第7章:動物にとって最適な環境】
パンダは本来雪が降る場所に生息している動物です。日本でも豪雪地域はありますが、日本全国の動物園がある地域の全て雪が多く降る地域ということではありません。世界中の動物園にいる動物に言えることではありますが、動物園の環境が本来住んでいる環境とは異なることが多くあります。私個人の意見にはなりますが、本来住んでいる環境に近づけてこそその動物の本来の生態が分かるのではないかと思います。動物園が動物の生態を知ってもらう役割を担っているならば、可能な範囲で本来住んでいる環境に近づけるのは重要であると思います。それに、何よりも重要な動物に掛かるストレスも軽減できることで動物が生き生きしている姿が見られることを願っています。

【おわりに】
長くなってしまいましたが、今回パンダのことを調べて気になったことや自分自身足りないと感じたことも踏まえながら動物について触れてみました。勉強しながら癒される内容も所々ありながら、やはり生き物を扱う問題は簡単ではなく重いなと感じることが多かったのが素直な感想です。私個人でも、もちろん動物に対する学びを続けていくことが重要ですが、この記事をきっかけに一人でも多くの方が動物について考えるきっかけになれば良いなと思います。

【参考文献】
倉持浩『パンダ ネコをかぶった珍獣』岩波書店,2014年
中川美帆『パンダワールド We love PANDA』大和書房,2019年
高氏貴博『こんにちわ!シャンシャン』宝島社,2018年
高氏貴族博『毎日パンダ』平凡社,2013年

夜空の学び屋

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